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赤ちゃんは見なくても見える?!大人になると無くなる「共感覚」の不思議

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赤ちゃんは、何でもかんでも口に入れます。

生後2ヶ月くらいから、自分の指やこぶしをしゃぶったり、時には足を持ち上げて器用に舐めたりすることがありますよね。また、おもちゃなども本来の遊び方をせず、口に入れて舐めているだけ、なんていうことが多いものです。

こんな赤ちゃんの行動には、実は深い意味があるって、ご存知でしたか?今回は、赤ちゃんが持つ特別な力、「共感覚」についてお伝えしましょう。

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「共感覚」ってどんなもの?

「共感覚」とは、ある刺激に対して、普通の感覚だけではなく、複数の感覚が無意識に引き起こされる現象のこと。

こうして文字で書くとわかりづらいのですが、たとえば、音楽や数に対して色が見えたり、形に対して味を感じたりする感覚を言うようです。

私たちも普段、女性の高い声を「黄色い声」などと言うことがありますが、こうした比喩とは違い、ある曲や誰かの声を聴くと目の前に色が見えるなど、実際の感覚として感じる現象が共感覚です。

ちなみに、音に色を感じるのは共感覚の中でも有名なもので、「色聴」とも言うそうです。

赤ちゃんはみんな共感覚を持っている?

こうした共感覚、実は、赤ちゃんはみんな持っているとも言われているのです。

赤ちゃんは、まだ脳の発達が未分化で、視覚や聴覚、触覚など、それぞれの感覚を独立して処理することが難しいため、ある物事に対してさまざまな感覚をおぼえると考えられています。

すでに大人になってしまった私たちにはもう想像できませんが、赤ちゃんはひとつのことに対して複数の感覚が一度に広がるような、非常にダイナミックな体験をしているのかもしれません。

そんな赤ちゃんの共感覚には、口に入れたものの形を視覚的に認識するというものがあるそうです。

実際の実験では、赤ちゃんに目隠しをしておしゃぶりをくわえさせた後、目隠しをとって数種類のおしゃぶりを見せると、多くの赤ちゃんは、自分がくわえていたおしゃぶりをじっと見つめるのだそうです。

また、目をつぶってミルクを飲んでいても、赤ちゃんはその哺乳瓶の形を視覚的に想像しているのではないかとも言われています。

このことから、赤ちゃんが自分の指やこぶし、あるいは足、おもちゃなど、あらゆるものを舐めるのは、それぞれの形を認識するためであるとも考えられます。

つまり、視力がまだあまりよくなく、ものを自在につかんだり触ったりすることのできない赤ちゃんは、いろいろなものを口に入れることで、自分の舌を使ってその形を確かめ、情報を得ているのですね。

赤ちゃんの好奇心と発達のために

ママとしては、いろいろなものを口に入れられると衛生面や安全面で心配ですが、この行為は赤ちゃんにとってなくてはならないもの。

赤ちゃんが口にものを入れることは、好奇心を満たし、また発達を促すためにもとても大切なことなのです。

口に入れて危険なものや汚れているもの、喉に詰まるような大きさのものなどは、もちろん赤ちゃんの周りから遠ざける必要がありますが、

おもちゃをなめているからといってすぐに取り上げたり、やめさせたりすることは、あまり好ましくないと言えるのかもしれません。

赤ちゃんの共感覚は、脳が発達し、それぞれの感覚が独立すると次第になくなっていくと言われています。

それまでは、赤ちゃんが自分の思うままにいろいろなものを触り、共感覚によってダイナミックな体験を受けることができるようにしてあげましょう。

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