人間関係には、適度な距離感が必要です。ママ友関係においても、それは同じこと。
ところが、知り合ってすぐのうちから、必要以上に馴れ馴れしく接してきたり、こちらの生活の中に入り込もうとしてきたりするママ友もいるようです。
- うちに遊びにきたら、夕飯の時間を過ぎてもなかなか帰らず、それどころかご飯を催促された
- 用事があるというので一度赤ちゃんを預かったら、それ以降頻繁に預かって欲しいと頼まれるようになった
- 週末ごとに突然訪問してきて、我が家の予定についてこようとする
など、こんな距離感のないママ友がそばにいると、自分や子供のペースが乱れて、大きなストレスがたまってしまうことも。
距離なしママに対しては、どんな対応が有効なのでしょうか?ここでは、そのポイントを5つにまとめてみました。
早い対応がカギ! 距離なしママには毅然とした態度で臨みましょう
1.距離なしママと2人きりで会わない
一番大切なのは、距離なしママとは2人きりにならないこと。特に、自分の家に招くとそのまま居座られてしまう可能性が大きいため、できる限り家には呼ばないようにしましょう。
一対一で会っていると、距離なしママはこちらと仲良くなった、関係が深まったと思い込み、ますます遠慮がなくなることがあります。距離なしママとは外で、そして他のママたちのいるところで会うようにしたいですね。
2.毅然とした態度で断る
家に上がり込み、いつまでも帰ってくれない距離なしママには、何を言ってもムダなことがあります。
たとえば、そろそろ帰って欲しくて「夕飯の仕度をしなきゃいけないから」「夫が帰ってくるから」「子供をお風呂に入れないと」などと控えめに言っても、距離なしママは「私は気にしないから、大丈夫だよ!」なんて返してくるのです。
このタイプのママには、毅然とした態度で断る必要があります。相手のペースに巻き込まれず、ハッキリと「帰って欲しい」と伝えましょう。
もちろん、その後は一切家に招かないことが大切です。家に来たいと言われても、アポなし訪問をされても、出かける予定がある、来客がある、子供の体調が悪いなど、有無を言わさず断りましょう。
3.継続的で納得できる理由を伝える
アポなし訪問や、家に居座られる状態が続きそうだと感じたら、早めに手を打つ必要があります。
- 「夫の母親が入院することになって、毎日病院に通わないといけないの。少し長引くみたい」
- 「仕事に復帰することにしたから、資格試験の勉強や準備をしているの」
など、相手が納得しやすい、かつ継続的に断りやすい理由を告げて、「これから忙しくなるから遊べない」ということを伝えましょう。お見舞い、介護、仕事などを理由にすると、相手も文句のつけようがなくなります。
距離なしママは、こちらと仲良くしたいわけではなく、自分が都合よく使える相手が欲しいと思っているだけであることが多いもの。こうした一方的な関係は早く断ち切らないと、自分だけではなく、夫や子供にまでストレスを与えてしまうことになります。
相手が距離なしママだと感じたら、上記のポイントを参考にして対応してみてくださいね。