学生時代の友だちや、会社の同僚など、どの集団にも1人はいるのが「自分が一番でないと気が済まない」というタイプ。
常に他人と自分を比較し、自分の方が優れていることを確認したがって、マウンティングをする。そして、自分よりも優れた人がいると、とたんに不機嫌になってしまう、厄介なタイプです。
このタイプの人がママ友にいる場合、お付き合いも大変になってきますね。今回は、自分が一番でないと気が済まないママ友と、うまくお付き合いをしていくためのポイントを探ってみました。
マウンティングされることも? 自分が一番なママへはこう対応しよう
1.自慢話は「そうなんだ~、すごいね」で流す
子供の成長や、ファッション、持ち物、あらゆるものにおいて張り合い、自慢しようとするママは、褒められたい、認められたいと強く願っていることがあります。そのため、「すごいね」「さすが〇〇さんだね」などと言われると、それだけで満足してくれることも。
自慢話が始まったら決して否定せずに、「そうなんだ、すごいね」と当り障りのない相槌を打って流しましょう。
2.相手を褒める
このタイプのママは、自分や自分の子供のことを褒められるとそれだけでいい気分になってくれます。逆に言うとおだてに弱く、手のひらの上で転がしやすいタイプとも言えるでしょう。
自分が一番であることをアピールしたいママに対しては、自慢話をし始める前に、こちらから褒めてあげるのもひとつの方法です。
- 「あれ、今日の服かわいいね~!」
- 「〇〇(ママ友の子供)ちゃん、もうこんなことができるのね」
などなど、目についたことをとにかく褒めれば、さらなる自慢話をすることも少なくなるかもしれません。
3.自分や子供と比較されても動じない
何が何でも自分が一番にならないと気が済まないあまり、他のママやその子供を貶すことで、自分をアピールしようとするママもいます。
貶されたり、比較されたりするのはいい気分ではありませんが、そこでこちらがムキになって反論すると、さらなるマウンティングをされることもあります。
イライラはグッとこらえ、大人の対応として、「そうね、〇〇さんの方がすごいわね」とヨイショしておきましょう。
4.上から目線のアドバイスには「ありがとう」と言っておく
自分の持っている情報や知識を、他のママたちに披露して「すごいね!」なんて感心されたいタイプのママは、もう既に誰でも知っているようなことをアドバイスしたり、育児について上から目線でお説教したりすることもあります。
これも、アドバイスされる身としてはかなりイラっとくるのですが、ここはあえて「教えてくれてありがとう」と余裕の微笑みを返してあげましょう。
「ありがとう」と言われるだけで、自分のことが認められたと感じて、相手のママは満足してくれるかもしれません。
5.プライベートなことを話さない
マウンティングをしたがるママは、自分を優位に立たせるために、比較対象となる相手ママやその子供の情報をいろいろと聞き出そうとすることもあります。
こうしたママとのお付き合いが避けられない場合には、必要以上に自分や子供の情報を与えないことも大切。パパの仕事や年収など、プライベートなことにはカギをかけて、相手に知られないようにしておきましょう。
自分が常に一番でなければ気が済まないママは、実はいつも不安を抱え、満たされない気持ちでいることが多いもの。だからこそ、他人と比較して自分の価値を認めてもらおうとする、少しさみしい人でもあるのです。
そんなママを、優しい気持ちでおおらかに受け止め、流してあげるのも、イライラを減らしてお付き合いをするコツかもしれませんね。