ママ友が増えると、1人2人ではなく、何人かのママとその子供たちで出かけることも増えてきます。ママ友グループで一緒にランチをしたり、ショッピングへ行ったりと、積極的に行動するママも多いことでしょう。
そんな時に気をつけたいのが、最低限のマナーを守ること。
集団になると周りになかなか目を向けることができなくなるとともに、1人ではないという安心感からか、態度も大きくなりがち。周りからは白い目で見られているのに、全く気が付かずに大声で騒いでいるママ友グループを見かけたことはありませんか?
そこで今回は、ママ友グループで行動する時に気をつけたいポイントをまとめました。
当たり前のマナーは守ろう! ママ集団が気をつけるべき5つのポイント
1.ベビーカー移動では周囲に気を配る
ママ友グループで行動する時、最も気をつけたいのがベビーカーでの移動です。まだ私の子供が赤ちゃんだった頃、知り合いがブログにこんなことを書いていました。
全員ベビーカー使いなので、お店でも歩道でもベビーカーがズラリ。
10台も並んでいる様子は、実に壮観でした(笑)
私をそれを読んで、その場に居合わせた人は迷惑だっただろうな……とこっそり思いました。
ベビーカーは場所を取りますし、歩道ですれ違うのも大変なことがよくありますよね。それが数台横並びになっていては、邪魔と言わざるを得ないかもしれません。
さすがに10名単位で行動するママはそれほど多くないと思いますが、ベビーカーには特に厳しい目が向けられがちな昨今ですから、集団での行動は迷惑にならないように気をつけたいですね。
ママ友数名とベビーカーを利用する時は、
- 横並びにならない
- たためる場所ではたたんでおく
- 周りの邪魔になっていないか配慮する
といった注意が必要です。
2.声の大きさや話の内容にも注意!
話が盛り上がってくると、おしゃべりの声も大きくなりがちです。
数名のママ友が集まってランチなどをしていると、騒がしい店内でみんなに聞こえるように話そうと、ついつい声のボリュームを上げてしまうこともありますよね。でも、貸し切りのお店ならいざ知らず、普通のレストランやフードコート内で、必要以上に大声で盛り上がるのはやはりマナー違反。
特に気をつけたいのが夫や他人の悪口。聞きたくなくても、他人の悪口が耳に入ってくることほど不快なことはありません。自分たちだけの場所ではないのですから、声の大きさや話の内容にも十分に注意しましょう。
3.座席を占領しない
おしゃべりが楽しいあまり、食事が終わってからもずっと居座っているママ友集団。お昼時など、混雑する時間帯は特に邪魔になってしまうことも多いものです。
おしゃべりをもっと楽しみたいなら、誰かの家に移動するのもひとつの方法。レストランやフードコートでは、飲食が終わったら速やかに移動することを心がけたいですね。
また、座席だけでなく、お店や施設の授乳室やトイレなどを集団で占領してしまわないようにする配慮も必要です。
4.子供が泣いているのを放置しない
小さな赤ちゃんを連れている場合、お出かけ先でも泣かれてしまうことが多いものです。ママは赤ちゃんの泣き声に慣れていますから、そのまま泣かせていても平気かもしれませんが、周囲の人にとって赤ちゃんの泣き声は非常に耳障りに感じられます。
子供が泣いたらそのままにせず、あやすなり抱っこするなりして対処しましょう。泣き止まない場合は、その場を離れるなどの工夫も必要です。かわいい赤ちゃんの声も、人によっては騒音に感じられることを忘れてはいけません。
5.ゴミは持ち帰る
オムツ、離乳食やおやつのパック、汚れを拭いた後のティッシュなど、小さな子供を連れていると何かとゴミが出るものですよね。こうしたゴミを持ち帰らない、マナーの悪いママの集団もいるようです。
オムツは指定のゴミ箱があればそこへ。ない場合は、ビニールなどに入れて持ち帰りましょう。間違っても、汚物入れなどに無理やり詰め込んだりしないように。
ランチをした場合、離乳食やおやつ、赤ちゃん用のジュースなど、そのお店で提供されたものではないもののゴミは、基本的に持ち帰って捨てるのがマナーです。ゴミを入れるための袋は、常に携帯しておきましょう。
また、離乳食や幼児食の食べこぼしは、そのままにせず、ティッシュなどでキレイに拭いてからお店を出ます。子供だから汚して当然、という考えは改めましょう。
自分たちだけではなく、多くのママのためにもマナーを守って
最近は、赤ちゃんや小さな子供を連れたママに対する目が厳しくなっています。
ベビーカーを押しているだけで邪魔者扱いされたり、ちょっと子供が泣いただけで「これだから子連れは……」と言われたりすることもあると聞きます。
しかしその裏側には、マナーを弁えず、子連れだから何でも許されて当たり前だと考える、いわゆる「子連れ様」的な存在のママが増えている現状があるのです。
一部のマナーを守れないママたちに向けられる批判は、やがて子供を連れたママ全体に向けられてしまいます。自分たちだけが楽しければいいという姿勢は、子連れのママ全体に対する評価を落とし、ますます厳しい目にさらされる原因をつくることにほかなりません。
そうならないためにも、ママ友グループで行動する時は、周囲への気配りやマナーを守ることを忘れず、一人ひとりのママが注意することが大切です。