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幸せの絶頂のはずが崖っぷち|知っておきたい妻が完全母乳に拘り追い詰められる5つの理由

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ママ

なんでいちいち聞いてくるかなぁ

パパ

挨拶みたいなもんでしょ?

ママ

分かりきってること演説されたりさぁ!

パパ

!?

赤ちゃんを産んで育児がスタートすると、ママは母乳を出すためにさまざまな努力をします。食べ物に気をつけたり、マッサージをしたり、とにかく母乳によいと言われるものは全て試すほどの勢いで、日々生活することも。

そんな努力をしているにも関わらず、なかなか母乳が出ないとなれば、「母乳が出ないなんて母親失格」という思い込みを強くしてしまうママも多いでしょう。

そんなママの姿は、「母乳が出なければ、ミルクでいいじゃない」と考えるパパの目線からすると、理解に苦しむものかもしれません。もちろん、母乳でもミルクでも、赤ちゃんが元気ならOK!と考えるママも大勢いるのですが、一方で、過剰な母乳信仰に飲まれ、精神的に追い詰められてしまうママも少なくはないのです。

そんな強い母乳へのこだわりは、一体どこから来ているのでしょうか。

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プレッシャー、産後うつ、ママを追い詰めるいろいろな要素

産後、すぐに母乳が出ないことは当たり前。しかし、当たり前といえども、母乳が出ないことで悩み、追い詰められてしまうママが多いのは、なぜなのでしょう。

その原因として考えられるものは、次の5つ。以下にあげるようなことがいくつか重なり合い、産後のママが「母乳でなければいけない」と強く思い込んでしまう傾向があります。

1.産後の精神状態

産後はママの体も心も、普段とは違う特別な状態です。出産のダメージで体は疲れきっている上に、ホルモンのアンバランスによって精神的にも不安定になります。

心がささくれだっているため、ほんの少しのことでも落ち込んで涙したり、怒ったりすることも増えてきます。こうした状態の中、母乳が出ないという問題に直面すると、ママは非常に大きな不安を抱き、焦り、そして激しく落ち込んでしまうことがあります。

2.周囲からのプレッシャー
出産直後、お見舞いに来た両親や親戚、友達が何気なく「母乳?」と聞くことがありますよね。実は、この何気ない一言に、母乳がなかなか出ないママはとても傷つくもの。

聞いた本人は世間話のつもりで話題にしたとしても、母乳のことで頭がいっぱいになっているママは、まるで自分が責められているような感覚に陥ってしまうのです。

また、赤ちゃんが泣けば周囲から「ちゃんと母乳出てるの?」「足りないんじゃない?」などと声をかけられることも多いもの。起きている間はほぼ泣いている新生児の場合、周りからこう言われる度に、ママは重いプレッシャーを感じてしまいます。

3.過剰な母乳礼賛の情報

「母乳は素晴らしい」「母乳は優れている」という情報はあちこちに溢れかえっている一方、ミルクや混合栄養についての情報は、それほど多くないのが現状です。

母乳がなかなか出ず、悩んでいるママは、本やネットで母乳に関する情報を必死で集めようとします。その時に、こうした母乳を過剰に褒め称えるような情報に多く触れると、「やはり母乳でなければダメだ」という思いを強くするともに、母乳が出ない自分に対して罪悪感を持ってしまうことがあるのです。

もちろん、母乳が赤ちゃんにとって素晴らしいものであることは事実なのですが、そうした情報に振り回されると、精神的に追い詰められ、自分を見失ってしまう可能性もあります。

4.母乳に関する知識不足

産前から母乳について調べて、正しい知識を得ておく機会がないと、いざ母乳が出ないとなった時に大きなショックを受け、パニックになったり落ち込んだりしてしまうことが多くあります。

  • 初産の場合は、出産後しばらくしても母乳が出にくいこと
  • 産まれたばかりの赤ちゃんは、母乳を飲むのがヘタなこと
  • ママの体質や乳頭の形によって、母乳の出方や赤ちゃんへの飲ませやすさが違ってくること
  • 母乳の分泌が軌道に乗るまでには1ヶ月近くかかること

こうしたことを知らないまま母乳育児をスタートしてしまうと、母乳がなかなか出ないことに対して戸惑いやつまづき、不安を感じやすくなります。

5.「母乳不足は努力不足」という勘違い

すでに述べたように、母乳は赤ちゃんを産んだからといってすぐに分泌されるわけではなく、母乳育児が軌道に乗るまでには時間がかかります。しかし、母乳に関してこれだけたくさんの情報が共有されているにも関わらず、いまだに「産めば母乳は出て当然」と思い込んでいる人は少なくありません。

こうした考えを持った人が近くにいると、母乳が出ないのは自分の努力が足りないからなのだと、ママ自身も勘違いして、自分を責めてしまうことも。

ただでさえナイーブな産後は、こうしたネガティブな考えに陥ってしまうと、そこから立ち直ることが難しくなるのです。

「母乳でもミルクでも、どっちでもいいじゃない」と考えるパパと、母乳にこだわるママとの間には、大きな温度差があります。その温度差が生まれる背景には、こうした原因もあるのではないでしょうか。

また、母乳を飲ませたいというママの気持ちは、理屈でどうこうできるものではない、母親としての本能のひとつでもあるでしょう。それゆえに、ママも必死になってしまうのです。

ママがどんな気持ちで、何が原因で母乳を飲ませることにこだわりすぎてしまうのか、世のパパたちに少しでも知ってもらえればと思います。

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