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コリック、夜泣きの時間が劇的に短くなる?欧米の専門家が発見した乳酸菌とは

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赤ちゃんが激しく泣いて、何をしても泣き止まないことを「コリック」と呼びます。

以前の記事「コリックって何?泣き止まない赤ちゃんの原因と対策」の中で、コリックの原因の一つと考えられているものに、赤ちゃんの腸の不調があることをお伝えしましたね。

消化器官がまだ未熟な赤ちゃんは、お腹にガスが溜まりやすいため、不快や痛みを感じて泣いてしまうことがあります。

赤ちゃんの夜泣き、長泣きの原因のひとつとしてあげられるこのコリックは、赤ちゃん独特の激しい腹痛「乳児疝痛」によって引き起こされている可能性があるとが指摘されています。そして、研究の結果から、乳児疝痛による夜泣きの症状を緩和させるのに、あるものが有効であることがわかったのです。

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乳児疝痛とは

赤ちゃんの腸内細菌は、95%が善玉菌だと言われています。

そのバランスは、離乳食を摂り始める頃から成長とともに変化していき、2歳くらいでほぼ大人の腸内と同じバランスになります。

欧米の専門家の研究によって、この腸内細菌のバランスがうまく形成されないと、赤ちゃんのお腹に強い痛みが生じるのではないかと考えられるようになりました。そのお腹の痛みが「乳児疝痛」と呼ばれるもの。そして乳児疝痛は、赤ちゃんが激しく泣き、あやしても授乳してもなかなか泣き止まないコリックの原因のひとつになっているようなのです。

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乳児疝痛による夜泣きの対策にはロイテリ菌が効果的?

乳児疝痛の原因が腸内細菌のバランスの形成不全であるという仮説のもとに、ラクトバチルス・ロイテリ菌という乳酸菌を使った研究がされました。

その研究では、母乳に含まれる乳酸菌の一種であるラクトバチルス・ロイテリ菌をコリックと思われる赤ちゃんに投与したところ、コリック、夜泣き、長泣きの時間が劇的に短くなったとされています。これは、ロイテリ菌に悪玉菌やウィルスの増殖を抑える力があり、赤ちゃんの腸内で善玉菌のはたらきをサポートして、腸内環境を健康的に改善するからだと考えられているのです。

試してみる? ロイテリ菌による夜泣き対策

この実験は生後3ヶ月未満の少数の赤ちゃんを対象としたものであり、すべての夜泣きの原因が乳児疝痛であるとは限らないため、ロイテリ菌を摂取すれば必ず夜泣きが軽減するというわけではないでしょう。

また、別の実験では、ロイテリ菌による乳児疝痛、夜泣きの軽減効果はみられなかったとするものもあり、まだまだ詳しい研究が待たれるところではあります。

しかし、赤ちゃんが何をしても泣き止まない場合には、乳児疝痛を疑って、ロイテリ菌の力に頼ってみるのもひとつの方法と言えるかもしれません。ちなみに、このロイテリ菌は、虫歯や歯周病を予防したり、ピロリ菌の感染を防いだりする効果もあるとされているため、歯科医院でもロイテリ菌が配合されたタブレットなどが販売され、オーラルケア用品としても注目が集まっています。

現代は、食品添加物やストレスなどの影響によって、母乳の中のロイテリ菌が減少する傾向があることも指摘されているそうです。虫歯予防、ピロリ菌の感染予防、そして夜泣き対策にもなるかもしれないロイテリ菌、試してみる価値はありそうですね。

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