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生活リズムを整えてストレスを減らすために。100以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

主婦なのになぜ家事をしないの?育児にかまけて怠けてるだけだろ

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夜遅く仕事から帰ってくると、ママは子供を寝かしつながら寝てしまった様子。

夕飯は用意されているものの、出来あいの惣菜やレトルト食品に頼ることが増えたし、洗濯物も取り込んだまま、たたまずにほったらかし。子供のおもちゃは散らかったままで、掃除もろくにできていない。

  • 「うちのママは、一体何をやってるんだ?」
  • 「昼間は家事をしてるんじゃないのか?」

怒りとともにそんな疑問を持ってしまうパパ、今のママがどんな状態か、きちんと把握できているでしょうか?

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家事を「しない」のではなく「できない」のかも…

ママも、好き好んで家事を放り投げているわけではありません。

家事を完璧にこなして、家をキレイに保ち、美味しいご飯を手作りして、夜遅く帰ってきたパパを起きて迎えてあげたい、と思っています。

しかし、家事の前に優先させなければならないことがあります。
それが、小さな子供の育児。

赤ちゃんの頃は寝ている時間が長かった子供も、1歳くらいからは動きが活発になり、片時も目を離せなくなります。2歳近くになればイヤイヤ期が始まり、わけの分からない癇癪を起こして泣いたり、あれはイヤこれはイヤと駄々をこねたりすることもしょっちゅうです。

体も大きくなるため抱っこするのも重くなり、走るのも早くなるので追いかけるのが大変。昼寝だってしなくなります。

そんな子供に一日中付き合っているママは、もうヘトヘト。子供を寝かしつけてから家事をしようと思っても、気力が湧いてきません。

パパは「昼間家事をすればいい」と簡単に言いますが、家事をしている間も子供から目が離せないこんな状態では、パパの期待通りに完璧に家事をこなすのは難しいのです。

ママもジレンマの中でもがいている

しなければならない家事ができない、というのは、ママにとって大きなストレスになります。完璧主義のママであればなおのこと、主婦なのに家事がきちんとできないことに苛立ちを感じ、自己嫌悪感を大きくしてしまうことでしょう。

パパから

  • 「どうして家事をしないんだよ」
  • 「やる気がないの?」

なんて、冷たい言葉を投げかけられたり、言葉にして責められなくても、あからさまにため息をつかれたりすると、ママのジレンマは一層深くなります。

「家事をしたい、でもできない」というジレンマの中で、ママも苦しんでいるのです。決してサボってやろうとか、楽をしてやろうと考えて家事をしていないわけではないのです。パパはまず、ママのそんなジレンマに気づいてあげてください。

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周りの理解と協力がなければママは潰れてしまう

私の友人で、完璧な家事を求める旦那さんに追い詰められてしまった女性がいます。

彼女はもともと完璧主義なところがあり、子供が生まれる前は家中を毎日ピカピカに掃除し、手の込んだ料理を作って、遅くに帰ってくる旦那さんを迎えていました。

しかし、子供が生まれてそんな生活は一変します。赤ちゃんはよく泣き、手がかかるタイプだったため、彼女は育児にかかりきりになり、家事に手が回せなくなってしまったのです。朝早く出勤し、夜遅く帰ってくる旦那さんは、もちろん家事も育児も手伝いません。

それどころか、

  • 「なんで前みたいにできないの?」
  • 「子供が寝てる時間にやればいいじゃん、ダラダラしてるだけだろ」

と彼女を責め続けました。

追い詰められた彼女は、旦那さんからの叱責を恐れ、赤ちゃんを泣かせたまま家事に時間をかけるようになりました。すると今度は、赤ちゃんがずっと泣きっぱなしでいることを心配したご近所さんが、虐待を疑って児童相談所に通報してしまったのです。このことで、彼女はさらに崖っぷちへと追い詰められていきます。

「家事をしなければ夫に嫌われてしまう、でも子供を泣かせてはおけない…」
そう考えた彼女は、家事をすることも、赤ちゃんをあやすこともできなくなってしまいました。

「自分は良い妻にも、良い母親にもなれない、いっそのこと子供を置いて遠くへ行ってしまおうか…。」
そう考えることも、一度や二度ではなかったとか。

泣いている赤ちゃんをただ呆然と見つめながら、赤ちゃんの口をふさいだり、布団をかぶせたりする自分の姿を想像してしまい、怖くなったとも話していました。

結局、彼女は実家の両親に助けを求め、今は両親のサポートを受けつつ、一時保育などを利用しながら家事と育児をしています。彼女の両親から苦言を呈され、旦那さんも少し協力的になったようですが、それまで旦那さんは、自分の何が悪いのか全くわからなかったといいます。

旦那さんは、
「赤ちゃんは寝てばっかりなんだから、育児なんて楽でしょ」
なんて、平気で言うような人でした。

そのため、彼女の「家事をしたいけれどできない」というジレンマに気づかず、彼女を責めるだけで、自分は何も協力しようとしませんでした。パートナーの状況を理解しようとせず、自分の理想ばかり押し付けるその態度が、彼女を追い詰めたのです。

これは極端な例かもしれませんが、いつこうなってもおかしくない家庭は、意外と多いのではないでしょうか。ママに対して「どうして家事をしないの?」と思うパパは、まず、ママがおかれている今の状況を理解することから始めましょう。

パパからは、家事を「しない」ように見えても、ママは「したくてもできない」のかもしれません。

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