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生活リズムを整えてストレスを減らすために。100以上の超具体的な赤ちゃんの寝かしつけのコツ。

3ヶ月未満の赤ちゃんがスーッと寝むれる理想的な抱っこのコツ

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赤ちゃんは泣くのが仕事、とはいえ、抱っこしても授乳してもなかなか泣き止まず、寝てくれないとママは肉体的にも精神的にも疲れきってしまいますね。

特に、抱っこをしているのに、背中を反らせてひどく泣いてしまうような時は、どうすればいいか途方に暮れて、ママも泣きたくなってしまいます。

そんな時、ぜひ試して欲しい抱っこの仕方があります。

ここでは、3ヶ月未満の赤ちゃんが自然にリラックスできて、すーっと眠ることができる「まんまる抱っこ」をご紹介します。

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赤ちゃんが心地よい姿勢は「C」字型

生まれる前、赤ちゃんはママのお腹の中で体を丸めた姿勢をとっています。

その時の赤ちゃんの背骨は「C」字型にカーブを描いています。

大人は、背骨をまっすぐ伸ばすことがよい姿勢だと思っていますが、生まれたばかりの赤ちゃんにとっては、このC字型になる姿勢が一番よい姿勢。ままのお腹にいた時と同じように、自然に体がリラックスして、心地よく眠れるのです。

赤ちゃんの体も凝っている?

まだ首がすわっていない赤ちゃんを仰向けに寝かせていると、顔は必ず左右どちらかを向きますよね。これは、赤ちゃんが自分の頭を支えることができないため。

こうした姿勢は、向き癖や頭の形が歪になってしまう原因になるだけでなく、背中がまっすぐになってしまうため、赤ちゃん自身もリラックスできず、未熟な筋肉で体を支えようと余計な力を入れてしまうことにつながります。

そうなると、赤ちゃんの体も「凝る」のです。大人が無理な姿勢をとり続けたり、何時間も同じ格好でいたりすると体が痛くなるのと同じように、赤ちゃんの体も凝ってしまうため、ぐずりや反り返りの原因になってしまいます。

まんまる抱っこで赤ちゃんもリラックス

そのため、首がすわっていない生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、背中を丸めた姿勢になるように抱っこしてあげると、不思議と泣き止んだり、落ち着いてすーっと眠りについたりするのです。

では、そのまんまる抱っこの具体的な方法をあげてみましょう。

1.横抱きでまんまる抱っこ

横抱きにした時は、ママの腕で輪っかを作り、片方の腕で赤ちゃんの後頭部から首、もう片方の腕で赤ちゃんの膝の裏を支えるようにします。

背中が丸くなり、赤ちゃんのおしりが下に少し突き出すように姿勢をキープしましょう。この時、抱っこをしながらママが自分の手首を持つと安定します。

赤ちゃんが反り返って泣いてしまい、うまく横抱きできない時は、ベビー毛布や大きめのバスタオルに赤ちゃんを寝かせて4四隅を持ち、ハンモックのようにゆっくりゆらゆらとしてあげるとよいでしょう。

安全には十分に注意してくださいね。

2.スリングでまんまる抱っこ

首がすわっていない赤ちゃんをスリングで抱っこするのは少し難しいのですが、コツをつかんでまんまる抱っこをしてみましょう。

基本抱きの姿勢で、赤ちゃんのおしりにきちんと重心がかかっていると、背中も自然なC字型カーブになります。股関節脱臼予防のため、赤ちゃんの足をM字に開脚させることを忘れずに。

スリングは、赤ちゃんを正しい姿勢で抱っこできれば、非常に効果的な道具になります。特に、スリングに入れたままでママが歩いたりスクワットしたりすると、すぐに泣き止んでしまう赤ちゃんも多いもの。これは、1年間お腹の中で慣れ親しんだ動きや振動に似ているからなのです。

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3.まんまるの姿勢で眠るために

赤ちゃんを寝かせる時も、背中がまんまるになる姿勢をキープすることが望ましいでしょう。

ベビーベッド、布団の上に授乳クッションを置き、クッションの輪が切れている方に丸めたバスタオルを置きます。その上からバスタオルを掛けて、凹んだ部分に赤ちゃんのおしりがくるように寝かせます。

また、二つ折りにした座布団を2枚使い、真ん中を凹ませて寝かせる方法もあります。

4.おくるみ

おくるみを持っている場合は、ぜひ活用しましょう。

特に「おひなまき」と呼ばれる方法で、赤ちゃんの全身を包み込むように巻いてあげると、赤ちゃんは安心してぐっすり眠ります。体の小さい新生児のうちは、おくるみをしてからスリングに入れて寝かしつける合わせ技も理想的です。

・注意

まんまる抱っこをする時は、

  • 赤ちゃんの体が曲がったりねじれたりしていないか
  • あごを引きすぎた姿勢になっていないか

を十分に確認しましょう。

眠った赤ちゃんを起こさずに布団に寝かせよう

しかし、抱っこで赤ちゃんが眠っても、布団に下ろすと泣いてしまう経験をしているママはとても多いことでしょう。

せっかくまんまるの姿勢で心地よく眠っているのに、布団に仰向けに寝かされて背中がまっすぐになってしまっては、赤ちゃんも不快で目を覚ましてしまうかもしれません。赤ちゃんを起こさずに布団に寝かせるためには、ちょっとしたコツが必要です。

まんまる抱っこやスリング、おくるみで赤ちゃんが眠った赤ちゃんを布団に寝かせる時は、横向きに寝かせます。いきなり仰向けに寝かせるより、横向きで布団におろしてあげる方が、赤ちゃんが目を覚ますことは少ないでしょう。

ただし、横向きに寝かせたままでは、そのままうつ伏せになってしまったり、布団や毛布などで鼻や口を塞いでしまったりする可能性もありますから、十分に注意してください。

こうしたまんまる抱っこは、首がすわる前の赤ちゃんにとってとても心地よい姿勢です。抱っこでなかなか泣き止んでくれないと悩んでいるママは、ぜひ試してみてくださいね。

保健師さんのワンポイント保健師・看護師はる
正常な赤ちゃんの呼吸数は1分間に30~60回程度、腹式呼吸です。
まんまる抱っこの姿勢やおくるみを使用する上で注意しなければならない点は、

  • 赤ちゃんが窒息しないよう、呼吸を妨げない姿勢にすること(あごを引いて極端に丸まるような姿勢はNGです)
  • 股関節脱臼が起こらないように赤ちゃんの脚がM字に開くこと
  • スリングを使用する時は、高い位置でスリングを着用し赤ちゃんの様子が見える様にすること

あごを引いて極端に丸まった姿勢では、赤ちゃんはお腹が圧迫され生理的な腹式呼吸はできなくなるので注意しましょう。

参考文献『カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣き止みグッスリ寝てくれる本』(元京大病院産科分娩部・未熟児センター婦長/健美サロン渡辺代表 渡部信子著)
※まんまるだっこのコツが写真や図解で詳しく説明されています。「快眠講座」以来の衝撃を受けました。ぜひ読んでみてください。
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