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3~4カ月健診で発達障害の指摘!乳児の発達の目安と今すぐ家でできる対策

3~4カ月健診で発達障害の指摘!乳児の発達の目安と今すぐ家でできる対策

母子手帳を見ると、生後3~4カ月健診というページがあります。この健診は任意ですが、重要な健診と言われていて受けることが強く推奨されています。

この健診で「目が合わない」「笑わない」という理由で発達障害かも、などと言われると驚きますよね。また、今後どうなるのか。どうすればいいのか不安になるでしょう。

そんな乳児健診の内容と赤ちゃんの発達、そして家でできる対策を紹介します。


生後3~4カ月の子どもの発達

生後3~4カ月といえば、赤ちゃんの成長が目に見えるようになってきて、ママがホッとする頃です。

成長の度合いは子どもによって違いがあるので、必ずこう! とは言えませんが、大体、次のような特徴が見られるようになります。

  • 夜、まとまって寝るようになる
  • 夕方になると理由もなく泣く「たそがれ泣き」が見られる
  • 授乳の間隔があくようになり、生活リズムができてくる
  • 母乳を飲み終わってもママから離れず、遊び飲みをしたりする
  • オモチャに手を伸ばしたり、自分の手を口に入れたり、周囲のものに興味を示す
  • 聞こえた音に反応し、音がした方を見ようとする
  • 外へ出るとキョロキョロ周囲を見回す
  • 首がしっかりしてくる
  • あやすと笑う

赤ちゃんの体がふっくらしてきますし、声をかけると、こちらを見たり、笑うといった反応が見られるので愛おしさがさらに強くなります。

個人差はありますが、目に見える形で成長を感じることができます。

生後3~4カ月健診の内容

母子手帳には3~4カ月健診のページがありますが、実は、法律で定められている「義務とされている健診」ではありません。任意の健診なので、ママの判断で受けない人もいます。

ただ、

  • 自治体によっては集団で健診を行っていたり
  • 出産した産婦人科で受けるよう予定を決められたり
  • 自治体による受診費用の助成制度があるなど

受けることが強く推奨されています。

3~4カ月健診はママや赤ちゃんの都合に合わせて一般の小児科で受けることができるので、予防接種のついでに受けるママも多いですね。

健診では、次のような項目がチェックされます。

  • 身体測定(身長・体重・胸囲・糖衣などの測定)
  • 栄養状態の確認と、授乳方法の確認(母乳・混合・ミルク)
  • 股関節の確認(脱臼や股関節異常の確認)
  • 目の動き
  • 筋力のチェック
  • 泣き声などの大きさチェック
  • 音や医師の問いかけに対する反応
  • 首すわりチェック(仰向けに寝かせたまま、両腕をゆっくり引っ張って頭がついてくるかチェック)
他にも、育児だけでなく、ママ自身が悩みを抱えていないか、ということもチェック対象になっています。

生後3ヶ月で発達障害を疑う症状

生後3~4カ月というのは成長に差があって当然の時期で、健診のチェック項目全てをクリアできていなければならない訳ではありません。ただ、いくつか重要視される項目があります。それは、次の2つです。

  • 目や足、関節など体の機能
  • 外からの刺激に対する反応

目自体に問題があり、目が見えていないのではないか。焦点を合わせることができていないのではないか。見えていても、それを脳で把握できていなのではないか。

周囲に興味を示すことができない(心の成長に遅れがある)のではないか。目に見えたものが何かを理解できないのではないか。

関節に異常があるのではないか。

こうした体や脳の発達に気になる点がある場合、精密検査や小児神経医の診察を勧められます。

体の機能に問題があった場合、早く治療をスタートすると完治するケースがよくあります。

また、脳になにか問題があった場合は、成長するに従って複数の特徴が見られる可能性がありますが、その特徴に早く気付いて対応することができます。

健診は、早期発見・早期対応で、赤ちゃんにとってより良い環境を整えることを目的としています。

ただ、健診では「確実に発達障害です」と断言されることはなく、直ぐに薬を飲んだり、ケガを治すように治療を始めたりすることはありません。


大抵

  • 「気になる点がありますが、様子を見ましょう」
  • 「この程度なら気にしなくていいでしょう」
  • 「心配なら小児神経科医に相談してください」

このような、なんとも煮え切らない返事をもらうことになります。

「心配することがあるの? ないの? どっち!」とイライラしたり、余計に不安になるママもいます。

もどかしいですが、子どもの成長を記録しながら、なにか特徴が見られないか、母子手帳に書かれている発達の目安をクリアしているかどうか、チェックしていくことになります。

生後3ヶ月で発達が心配な時の相談先

子どもの発達の遅れや障害を診断できるのは小児神経科医です。しかし、小児神経医は予約が取りづらく、さらに乳児では確定診断できないケースがほとんどです。

かかり付けの小児神経科医を持ってもいいですが、他に身近な施設を相談先として活用するのがお勧めです。

子ども発達支援センターや教育センターといった自治体の施設

自治体には子どもの発達について相談できる窓口があります。保健師や専門家(臨床心理士・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士)がいて、相談に乗ってくれます。

気軽に相談できる児童館

児童館は、保健師や保育士がいて相談できるだけでなく、子どもを遊ばせながらママの気分転換ができる場所です。いろんな人が出入りする場所なので、情報収集もできますよ。

色々な特徴を持つ子どもを預かった経験を持つ保育園

保育園の中には、園庭や教室の一部を開放していて、自由に利用できる所があります。また、一時保育も心強い味方です。実際に保育園へ足を運んで保育士に相談したり、子どもを遊ばせたりしてみましょう。

ママがひとりで悩まないことが大切

大切なことは、ママ一人で不安や悩みを抱え込まないことです。マイナス思考に陥ると、ちょっとしたこと(なんでもないこと)も悪いことのように思えて、どんどん気分が落ち込んでしまって子育てが苦しくなってしまいます。

発達に不安がある、と指摘されると苦しくなったり、辛く感じたりするのは当然です。しかし、結果がはっきりするのは何年も先になります。

もどかしさしかありませんが、ゴールがずっと先にあるマラソンを親子で走ると考えてください。多くの子どもを見た経験を持つ人の意見なども聞きながら、じっくり子どもの成長を見守っていきましょう。

生後3ヶ月時点で家でできる対策は「笑わせること」

健診で指摘を受けても明確な診断が降りることがほとんどなく、治療法もないのが現状です。

ただ、家でできることがあります。それは「赤ちゃんを笑わせること」です。

赤ちゃんにたくさん話し掛け、スキンシップをはかり、一緒に外に散歩へでかけ、刺激を与えて笑う機会を作りましょう。

笑いには3つのレベルがあります。成長するに従って笑いの内容が変わっていきます。赤ちゃんを笑わせ、笑いの内容が変わっていくのを見守っていきましょう。

  • 第一段階:くすぐる、あやすといった、大人のアクションに対して笑う
  • 第二段階:ボールを転がして笑うなど、子どもが自分で楽しいことをみつけて笑う
  • 第三段階:わざと怒られることをしたり、いたずらをしたり、大人をからかって笑う
発達に遅れや障害がある子どもには「笑い」に特徴があったり、笑わないケースが見られます。このため「笑い」がひとつのポイントになります。

赤ちゃんに指導したり、勉強を教えることはできませんが、あやしたり、くすぐって笑わせることはできそう! と思えませんか?

家では積極的にコミュニケーションを図り、笑わせてみましょう。焦らず成長を見守りながら、家で笑わせるようにチャレンジしてみてください。

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