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スマホがあれば食べられる「ながら食べ3歳児」を問題児予備軍にしないために

スマホがあれば食べられる「ながら食べ3歳児」を問題児予備軍にしないために

遊び食べが止まらなくて食事が十分に摂れない。ただ、スマホを持たせたり、DVDを見せ、食べ物を口に運べば食べてくれる。だからママが手伝って「ながら食べ」をしている。

そんな3歳児は、身に付けているべきマナーが身に付いておらず、そのまま成長するといわゆる問題児予備軍になります!

その理由と対策を紹介しましょう。

3歳児の遊び食べはNG

遊び食べは様々な感覚を刺激し、脳の成長を促したり、力加減を覚えたり、指先の器用さなどにいい影響を与えると言われています。このため、ママは大変でも積極的にやらせてあげたいものです。

しかし3歳になっても遊び食べをするのはNGです。許していいことではありません。いくら成長にいい、と言っても、子どもは年齢が上がるに従って「これはクリアできるようになろう」という成長課題があります。3歳になっても遊び食べをしている場合は、1歳、2歳でクリアすべき課題がクリアできていないことになります。

例えば、椅子に座り、スプーンやフォークを上手に使って自力で食事ができるようになっている、という課題がクリアできていないことになります。3歳は子どもによっては箸を使って食事ができ、外食も可能になる年頃です。

他にも「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶ができ、お皿を運んだりテーブルを拭くといった手伝いもできますし、「食事の前だからお菓子を我慢する」といった「考えて食事をする」ということもできるようになります。

3歳はこのような、食べること・考えて我慢すること・手伝いといったことが身に付いているべき年齢です。それができていない状態を放置すると、集団生活が始まったり、就学後にトラブルを起こす問題児になる可能性があります。

まだ遊び食べをしている場合はできていないことがなにか、を見極めて早急に対策を取るようにしましょう。

遊び食べの種類と問題点

一口に遊び食べと言っても、色々なタイプがあります。いくつか例を挙げて問題点を見ていきましょう。

遊びをストップできない

食事を始めても遊びを止められず、遊びながら食べるようになってしまう。こんな遊び食べは気持ちの切り替えができないのが問題です。ダラダラとやりたいことだけをやり続ける。これではメリハリある生活は送れませんし、なにをするにも自分の欲求だけを優先する人になってしまいます。

目標を定め、努力し、我慢しながら、今やるべきことをやる。こうしたことができる人に育って欲しいですよね。

3歳の食事という場面も、そんな人になる躾のひとつです。楽しい遊びも「おしまい」にして、違うことに気持ちを向けられるようになりましょう。

食べ始めても直ぐにウロウロする

3歳の遊び食べで多いのが、座って食べずにウロウロしてしまうというもの。

食育アドバイザー
座らせておくために、スマホやゲーム機を持たせたり、DVDを見せたりする方法で食事を進めるママがいます。これはNGです。

食卓についても直ぐにウロウロしてしまうのは集中力がないか、他のことに気を取られやすい場合があります。どちらにせよ、食事以外のもの(気を惹くもの)を見えないよう隠したり、椅子に座る練習をしましょう。

手掴み・犬食いをする

スプーンやフォークを使うのではなく、グチャグチャと手掴みしたり、茶碗やお皿に口を付けてかきこむような、いわゆる犬食いをしたりするケースもあります。

これはスプーンやフォークの練習が十分でなく、上手く使えなくて食べることが億劫になったり、楽な方法を取ったり、食べることに飽きてしまうのが原因です。

この場合は子どもが嫌がるかもしれませんが、指先を上手く使えるよう練習するしかありません。上達するまで、周囲を汚したり、投げ出したり大変だと思いますが、地道に練習していきましょう。

わざと食べ物を床に落としたり、叱られるようなことをする

子どもに多い「わざと叱られることをやる」というのは、ママの気を惹きたいケースがほとんどです。

子どもに限らず、人は「自分を見て欲しい」「褒めて欲しい」という思いを持っています。特に子どもは単純で素直です。大好きなママが振り向いてくれる方法を直ぐに覚え、常に実行しようとします。

ママが振り向き、相手をしてくれるから床に食べ物を落とす。これもよくあることなので、こうしたことが続く時は、違う方法で子どもの認めて欲しいという欲求を満たしてあげましょう。

暴れるから認めるは絶対にダメ

  • スマホを取り上げると怒って暴れるから……
  • スプーンを持たせると怒って暴れるから……
  • 遊んで食べないのでお皿を下げると暴れるから……

こうした「怒るから」「暴れるから」という理由で子どもの言いなりになるママがいます。

これは絶対にNGです! まだ3歳なので、子どもが怒ったり暴れたりしても親の手で抑えることができますし、叩かれても大したことがありません。

食育アドバイザー
しかし「怒ったり暴れたりすれば要求が通る」ということを覚えた子どもは、あらゆる場面で要求を通すために怒り、暴れます。手や足が出たり、噛み付いたりする子は、家以外でも同じ手段で要求を通そうとします。


さらに、成長して力が強くなってくると誰も手が付けられなくなります。

ですから、絶対に「怒るから」「暴れるから」という理由で子どもの要求を飲んではいけません。食事の時のちょっとしたやりとりが、将来の問題行動・トラブルの原因になることもあるので注意しましょう。

ながら食べ対策は日常生活のあらゆる場面を活用すること

3歳の食事の悩みは食事以外の場面で解決することがあります。日常生活のいろんな所で対策・サポートをしていきましょう。

運動でお腹を空かせ、ストレスも発散

食事はお腹が空いているとよく進みます。運動はお腹を空かせるひとつの方法ですし、ストレス発散、筋力や体の機能をアップさせるのに役立ちます。なにより子どもは遊ぶのが仕事ですから、毎日、しっかり遊び時間を作りたいですね。

外で全身を使って遊ぶと筋力がアップしますし、道具を使って遊ぶと体の使い方・機能がアップします。さらに、簡単なルールの中で遊ぶ遊びは勝敗を競ったり、友達と協力するといった心の成長にも役立ちます。

食事の悩みが多い時は、まず、子どもを外へ連れ出して親子で一緒に全力で遊んでみるのもいいですよ。

一定時間、集中して作業する習慣を付けよう

食事の時間なのにウロウロして食べられない場合は、まず、座るトレーニングから始めましょう。オモチャやテレビのない場所に椅子と机を置き、「座って」と子どもに声を掛けて座らせましょう。

座れたら盛大に褒めてあげます。言葉で褒める、一瞬で終わる遊び(キャッチボールや手遊び)をする、一口だけのお菓子など、ご褒美はいくつか準備しておきます。

次に塗り絵だったり、折り紙だったり、間違い探しなど、座って行う作業を一定時間続けましょう。ちゃんとできたら盛大に褒め、ご褒美をあげます。最初は座っている時間が1分でもOKです。徐々に時間を長くしていき、集中力をつけていきましょう。

お手伝いで責任感を感じさせよう

食材の買い物、料理、テーブルの上を飾る、片付けなど、食事に関する手伝いをさせて、食に対する意識を変えていくのもいいですね。

また「お箸を並べるのが貴方の仕事」「貴方がお箸を並べないと、皆ご飯が食べられないの」といったように、任せること・責任感を育てることも大切です。

食育アドバイザー
人は「誰かに必要とされている」「誰かの役に立っている」という思いがあると、行動力や向上心が出てきます。

食べることに関心が薄く、興味もない、という子には是非、試して欲しい対策です。

食事は親子で一緒に食べる楽しい時間

皆さんの家では、食事は何人で食べるでしょうか。子どもが一人で食べることはありませんか?食事はできる限り親が一緒にテーブルにつき、一緒に同じものを会話しながら食べるようにしましょう。

食卓を親子のコミュニケーションの場にし、親子で同じ事を一緒にやることで、親子の繋がりを強くし、子どもの「ママと一緒に居たい」「ママに甘えたい」「ママに自分を見て欲しい」そんな欲求を満たしてあげましょう。

特に、下の子ができたばかりのママは、食事の時だけでも上の子に寄り添うようにしてあげましょう。そうすると、上の子にとって食事の時間が「ママが自分を見てくれる嬉しい時間」になるでしょう。

ゲームはゼロではなく、時間やタイミングを決めてやる

3歳になってくるとゲームやアニメ、パソコンといったエンドレスになりやすい遊びに接する機会が増え、夢中になることがよくあります。私自身もゲーム大好き人間なので、やりたい! という子どもの気持ちはよく分かります。

しかし、ゲームは時間や欲求をコントロールできない問題児を育てる天才です。簡単に人をダメにしてくれます。必ず、親子で一緒に制限を設けてプレイするようにしましょう。

3歳くらいになれば我慢ができるようになり、ルールも覚えられます。理屈や理由を聞いて行動をコントロールできるようになります。

決してゲーム時間をゼロにしなさい、という訳ではありません。ただ「ご飯が終わってから、お風呂に入るまで」といったようなルールを決めて約束を守るようにします。

1日の時間割のようなものを作ってメリハリある生活をするようにしていると、規則正しい生活を送れるようになりますよ。

まとめ

3歳児で遊び食べをするのはNGですし、スマホしながらママが食べさせるといった「ながら食べ」はもってのほか!

椅子に座って自分で食べるのはもちろん、スプーンやフォークを使ったり、挨拶をして食べ始めたり、食事を終了できる3歳児になりましょう。まだ遊び食べをしている場合は食事の時間だけでなく、日常生活のいろんな場面で「メリハリある生活」を意識して解決していきましょう。

「子どもが怒るから」「暴れるから」といった理由で子どもの要求を優先するようなことは絶対にしないでくださいね。子どもが問題児予備軍になってしまう可能性が高くなりますよ。

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