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ママを馬鹿にしているの?!イヤイヤ期(2歳)の遊び食べ対策

ママを馬鹿にしているの?!イヤイヤ期(2歳)の遊び食べ対策

一生懸命作った食事をテーブルの上にぶちまかれたり、床に投げ落とされたり、全部ミックスして手でグチャグチャ掴まれる……。

しかも毎日3度繰り返されたら堪ったものではないし、さらにイヤイヤ期が重なったら完全お手上げ! でも育児は放棄できないし、食事の時間はやってくる。

そんな涙ぐましい毎日を送っているママに、ちょっとした対策を紹介します。

ママは大好きで甘えられる存在

まず、子どもはママが大好きです。ママは「自分のことを全て丸ごと受け入れてくれる存在」と信じています。

笑っている姿、泣いている姿、イタズラをした姿、わがままを言っている姿など、どんな姿を見せても好きでいてくれる人。それがママなんです。

決してママをバカにしている訳ではないし、困らせてやろうという意地の悪い考えで遊び食べをしたり、イヤイヤ言っている訳ではありません。

どんなことをしても自分の存在を認め、許し、愛してくれる最高の人! 子どもはママのことをそんな風に思って、ありのままの姿を見せてくれています。

子どもはママに全幅の信頼を寄せているのです。それは、これまでママが一生懸命子どもに寄り添ってきた証でもあります。

盛大に感情をぶつけてくる子のママは「ちゃんと育ててきたんだ」と自信を持っていいんですよ。

2歳は好奇心まみれのチャレンジャー

2歳になると「言われたことを言われたとおりに受け入れる言いなりの子」ではなくなります。

赤ちゃんと違い、自分には意志があり、やりたい! という欲求があり、自分でやってみよう! というチャレンジ精神を持っています。「やりたい!」と感じると「自分でやってみよう!」と思うようになり、実際に行動に移せる行動力も出てくるのが2歳です。

2歳児は好奇心の塊でチャレンジ精神旺盛! アクセルはあるけれどブレーキがない車と同じ。まだ、抑制する能力は育っていません。常にエンジン全開! アクセルべた踏み! 燃料切れになるまで突っ走る! そんな車なんです。

これだから「危ない!」「止めなさい!」と思いますよね。でも、成長するとブレーキができ、制御する能力もつき、全力でなにかに突っ走ることがなくなります。

「2歳の今だからこそできる、素晴らしい時期」という捉え方もあります。また、暴走するからこそ、調整方法や加減を自分で学び取って身に付けていける(自分の限界を知っている人間になる)とも言えます。

2歳児は好奇心とチャレンジ精神の塊で、全力疾走できる時期。それが当たり前で、今しかない時期で、勉強している時期。そう思って、命の危険がある場合以外は後ろから見守ってあげてください。

叱った時にママの顔を見て笑うのは「誤認」が原因

2歳くらいになってくると、ママの顔を見てニヤッと笑いながら叱られることをわざとやることがあります。これは、ママを困らせようとか、バカにしている訳ではありません。

単に「ママがこっちを見てくれた」「ママが相手をしてくれた!」と喜んでいるのであって、叱られたことは分かっていません。

残念ながら2歳では、叱られても理由を十分理解することができません。叱られたのではなく「ママがこっちを向いて反応してくれたこと」に喜んでしまうのです。

  • ご飯を床に落としたらママがこっちを向いてくれた!
  • お皿を投げたら、ママが「キャー!」と大きな声を出して楽しかった!

そんな過去の誤った成功体験から、構って欲しい! という欲求を満たすためにママの顔を見ながら叱られることをしています。

もう少し脳が成長しなければ「叱られたこと」や「叱られた理由」を理解して行動を改めることはできません。それまでは指摘を誤認し、好ましくない行動を繰り返すことがよくあります。

食育アドバイザー
子どもは「成功した!」と嬉しく思った行動を繰り返します。このため、ご飯を落とした時より、食べた時のママの方が面白いリアクションなら、ご飯を食べるようになります。

ですから、ご飯を落とした時に強く叱るのではなく、食べた時に盛大に褒めて大喜びし、楽しい雰囲気を作ってあげましょう。

人は誰でも「自分のことを認めて欲しい」という承認欲求を持っています。子どもの「ママに振り向いて欲しい」「ママに相手にして欲しい」という承認欲求をいい方向で満たしてあげましょう。

イヤイヤ期の遊び食べ対策

イヤイヤ期になると、とにかくママに反発します。全部、イヤ! とにかく全てに対して「イヤ!」と答えてくれます。この時期、ガミガミ言葉で言い聞かせようとしたり、叱り付けて軌道修正しようとしてもムダです。

2歳児には脳内ブレーキがありませんから止まれというのが不可能です。ママが疲れるだけなので、本気で叱ったり行動を止めるのは身の危険がある時くらいにしましょう。

イヤイヤ期は存在しないブレーキを踏もうとするのではなく、ママが後ろからそっとハンドルをコントロールするイメージでいきましょう。

(1)最初は好きにさせよう

とりあえず、やりたい! ということはやらせましょう。好奇心とやる気は教えたり、親が与えたりすることができません。子どもの中から自然に生まれ出てくるものは大事にしたいですね。

ですから、遊び食べでも「やりたい!」「どうなる?」「できた!」という子どもの中にある欲求は大切にしてあげてください。

食育アドバイザー
遊び食べも最初の10分は許す。そんな風にママがルールを決めて遊びと食事が両立できるようにしてください。

(2)反抗されることを前提に声掛けしよう

2歳児の返事は、大抵「イヤ!」といった否定の言葉です。ですから、声を掛ける時は反対されることを前提にした声掛けをします。

嫌なのにママの思惑通りに…「ご飯食べる?」と聞けば「食べない!」「イヤ!」と返ってきます。ですから「作ったけど……食べなくていいよ~。片付けちゃうね」と言ってしまいます。

そうすれば「イヤ!」と言いながら食べに来るでしょう。裏の裏が表、みたいな感じですね。わざと反対の事を言ってみてください。

まだまだ子どもですし、とにかく反対したいお年頃。上手く反対させて、軌道修正していきましょう。

(3)ママを羨ましがらせよう

もうひとつ効果があるのが「ママ、いいなぁ!」と子どもに思わせることです。

とにかく「ママは楽しいよ!」「ママは嬉しいなぁ!」「ほらほら、見て! いいでしょ~!」と自慢し、羨ましがらせましょう。子どもが「ママがやっていることをやってみたい!」と思うよう仕向けるのです。


例えば、遊んでばかりで食べない子どもの前で「あぁ! めちゃくちゃ美味しい! どんどん食べられちゃう!」と盛大に喜びながら、おにぎりをパクパク食べて見せます。

また、ぬいぐるみを持って来て「美味しいねぇ」「一緒に食べると楽しいね!」と会話しながら、子どもを放置してママとぬいぐるみで楽しく食事をします。見ている子どもが「私も一緒に!」「どうして、ぬいぐるみが大好きな私のママと一緒に食べてるの!」とヤキモチを焼くくらい楽しんでみせてください。

食育アドバイザー
私の場合、長女が全然食べないし、ウロウロして遊んでばかりでした。一方、次女は比較的よく食べてくれる子でした。

ある時、私が「いっぱい食べてえらいね! ありがとう! 食べてくれてママ、嬉しいよ!」と次女と話しながら食事をしていると、長女が大急ぎで椅子に座り、ガツガツガツ! とご飯を食べてお皿を空っぽにしました。そして「ママ、ピカピカ!(全部食べたよ!)」と言ってきました。

叱られてばかりで長女も食事に辟易していたのでしょう。私と次女が楽しく会話しながら食べている所に混ざりたい! そう感じたようでした。

羨ましがらせるというのは、結構、使える手だと思います。

(4)子どもが喜ぶ言葉をかけよう

子どもは言葉によく反応します。特に、信頼している相手(ママ)からの言葉は心によくも悪くも響きます。褒められたら嬉しいし、励まされたら頑張ろうと思うし、大丈夫と言われれば本当に大丈夫だと感じます。

ですから、できるだけ前向きで子どもが嬉しいと感じる言葉を日頃からかけてあげましょう。

  • 「食べないと大きくなれないよ!」と否定的な言葉を投げかけは、子どもの気持ちが暗くなってしまう言葉ですよね。
  • 「食べると強くてカッコイイヒーローになれると思うなぁ」
  • 「もう素敵なお姉さんだから、お野菜も食べられると思うなぁ」
  • 「すごぉい! お野菜、食べた! 頑張ったね!」

例え、小指の爪の先のような欠片だけ食べたとしても、前向きで、頑張って食べた行為を褒める言葉を掛けてあげましょう。頑張った行為を褒め称え、次もそうしたいと思う気分にさせるのです。

前向きな言葉を掛ける習慣を付けておくと、子どももママも自然とプラス思考になりますし、ママ自身の対人関係スキルもUPして、一石二鳥ですよ。

(5)これは絶対!を見付けて利用しよう

子どもの聖域といいましょうか。例えイヤイヤ期であっても「これだけは大丈夫」という、普遍的な部分が子どもの中にあります。どんなにイヤイヤ言う子どもでも、意外な所に「これだけは素直に聞く」というポイントがあります。

  • 何をどう嫌がっていても、抱っこすれば大丈夫になる
  • ハンバーグに入れればなんでも食べる
  • フードコートに行けば不思議と全部食べる

この「これは絶対に変わらない」という子どもの特徴を見付けると楽になりますよ。機嫌を損ねた時の抱っこだったり、お決まりのメニュー、楽しくなるポイントを見付けておきましょう。

2歳でできるようになりたい3つのこと

さて、2歳イヤイヤ期の遊び食べはおおらかに見てガミガミ注意しないのがポイントですが、次の3つの目標は達成できるように頑張りましょう。

スプーンとフォークが使える

2歳では手掴み食べを卒業して、スプーンとフォークが使えるようになりましょう。スプーンもフォークも練習しなければ上手になりませんから、少しずつでも握らせてください。

最初は、すくったり、食べやすい角度でさす、といったことができません。イライラして手掴みしたり、ボロボロ落として食べる気を無くしたりしがちです。

お皿のふちがすくいやすいよう工夫されているお皿を使ったり、小さく切ったおかずを出してあげるなど、やる気が持続するようにしてあげてください。

<お勧めのプレート>

こちらはすくいやすいよう加工されているお皿。シンプルでサイズも複数あり、離乳食・幼児食の時期はもちろん、大人も使いやすくてお勧めです。

いただきます&ごちそうさま

食事に限らず、挨拶は基本ですね。また、気持ちの切り替えをする合図としても大切な意味を持ちます。

食事の前に必ず「いただきます」、終わりにする時に「ごちそうさま」を言います。小さい頃から習慣にしておけば、成長してからも感謝の言葉を言える子になります。

なお、ごちそうさまを言うと「遊びを強制的に終わりにさせられる!」と言って怒る子も居ます。この場合は、気持ちを食事以外のことに向けたり、デザートで気分を良くしたりしてから「ごちそうさま」にしましょう。

挨拶=嫌なこと、にならないよう工夫してくださいね。

座って食べること

意外にできないことが多いのが「食事が終わるまで座っていること」です。年齢が上がるにつれて、グチャグチャ遊ぶのではなく「ウロウロ遊びながら食べる」という遊び食べが増えてきます。

子どもは遊びを見付ける天才で、目に入ったものに直ぐ気が向いてしまう特徴があります。ですから、食事の前に片付ける習慣を付けましょう。特に気が散りやすい子は、オモチャが全く見えないように片付けたり、シンプルで地味な布で覆ってしまったりしましょう。

食育アドバイザー
最低でも10分間は座って食べることに集中できるようになりたいものです。もし、それが難しい場合は、普段から座って作業する練習をします。

座ったら褒める、座って1分間作業ができたら褒める、ということを繰り返して、座っている時間を徐々に長くしていきましょう。これは就学後に授業中、集中して学習する、という姿勢に繋がっていきます。食事を通して学習姿勢を作っていきましょう。

まとめ

子どもはママが大好きで全幅の信頼を寄せています。イヤイヤ期の遊び食べは、嫌がらせではありませんし、ママをバカにしている訳でもありません。

イヤイヤ期の子どもはアクセルしかない車です。いくらブレーキを踏もうと思ってもブレーキが存在していません。ですから、ママが上手にハンドルをコントロールしていくようにしましょう。

子どもに向き合い、いい行動をしっかり褒めて「認めて欲しい」という承認欲求を満たしてあげましょう。同時に、前向きな声掛けでやる気を引き出してあげましょう。2歳児で達成したい目標は3つです。それ以外は大目に見ながら、イヤイヤ期の遊び食べを上手に乗り切っていきましょう。

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