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【遊び食べ対処法】激化する1歳~1歳半。わんこそば方式で皆笑顔

【遊び食べ対処法】激化する1歳~1歳半。わんこそば方式で皆笑顔

早い子なら1歳で離乳食が終わりますし、遅くても1歳半には終了して幼児食にステップアップしていきます。しかし、1歳を過ぎるとほとんどの子が遊び食べに夢中になり、ママを困らせてくれます。

対処に苦慮するママも多いですが、アンケートによればママ判断でストップさせる派が多いようです。ママの判断で食事を終わらせる派の具体的な対処法と効果について、実例を挙げてみていきましょう。

落とされるお皿は使わないママ

ママの対処法

ママ
お皿をひっくり返し、食べ物をテーブルに並べ、泥遊びのようなことをするので、お皿を使わないようにした。おにぎりなどは机にそのまま置き、食べさせようとすると嫌がるのでほったらかしにした。

食べること自体は好きで、食べ飽きたら遊ぶ、という子だったのでお腹がいっぱいになってきた頃にフルーツを少しずつ出して、食べ物が残っているお皿から気を逸らせた。フルーツに夢中になっている間にテーブルを片付けた。

子どもの反応

ママ
食べることは食べるけれど、しっかり遊ぶ子だった。しかし、デザートのフルーツに気を取られているのでお皿を下げられても怒らず、スムーズに終わりにできた。遊び食べは2歳頃まで続いた。

遊び食べは、飽きて自然にやらなくなった感じ。2歳近くになると親の言うことが理解できるようになったことも関係している様子。

食育実践アドバイザーからひとこと

食育ママ
ひっくり返されるからお皿を使わないのは面白いですね。子どもの「やりたい!」を満喫させてあげたのは素晴らしいです。

また、1歳では言葉で説明しても理解が難しいので、フルーツで気を逸らせてサッと片付けるのもいい方法です。

遊び食べが続くと不安になるママもいますが、言葉が理解できるようになってから会話を通して食事のマナーやルールを説明すれば問題ありません。遊び食べが一年も続くとウンザリすると思いますが、このママのように根気よく付き合っていて心配も問題もありません。

パパがいいライバルであり、お手本のケース

ママの対処法

ママ
オモチャを握りしめたまま食事をしたり、スプーンとフォークの両方を片手に握りしめて食べようとしたり、食べ物をひとつのお皿にグチャグチャと全部乗せてから食べようとしていた。

  • オモチャを片付けるまで食事を並べない
  • 食べる順番を見てスプーンやフォークをひとつずつ手渡す
  • 「これ食べてみて?」と食べ物を個別に渡す
  • 家族揃って食事をするので「パパは上手に食べていね」とパパをライバル&お手本にした

絵本の読み聞かせの時に「ちゃんと食べているね。偉い子だね」と褒めてみせた

子どもの反応

ママ
オモチャを片付けないと食事ができない、と理解し、「ご飯だよ」というとオモチャを持って来なくなった。パパに負けないように! と頑張るようになり、スプーンやフォークは直ぐに上手に使えるようになった。食事も全部まぜるようなことはしなくなり、ちゃんと食べられるようになった。

食育実践アドバイザーからひとこと

食育ママ
家族みんな揃って食事をするのは食育の基本です。今は皆揃って食事をするのが難しい家庭が多いので、理想的な環境だったのですね。

人と比較することは良くないと言われますが、お手本にしたパパを「上手に食べられているね」「綺麗に食べると素敵ね」と褒めることはどんどんやりましょう!

育児が楽になるヒント
「子どもがパパのことを尊敬するかどうか、これはママの日頃の言動に掛かっている」と言われるのをご存じでしょうか? ママがパパを「凄いね」と褒めると、子どもも「そうなんだ」と思うようになります(子どもの前でママがパパを貶していると「パパはダメな人」と子どもが思うようになり、尊敬しなくなります)。ぜひ、ママはパパを褒めてください。そうすることで、育児が楽になることがありますよ。

スプーンやフォークはどんどん練習させてください。失敗を繰り返して周囲が大変なことになりますが、練習しなければ使えるようになりません。指先は使わなければ上達しませんので、遊びや汚れは大目に見て子どもに経験の場を作ってあげるのがベストです。汚れることを過度に嫌わないようにしてくださいね。

食べられないようにして「食べたい!」と思わせるテク!

ママの対処法

ママ
食べ物に対する興味が強すぎ、遊びまわって全然お腹に入っていなかった。グチャグチャにされたら強制的に食事終わり! 子どもが怒っても片付けるようにした。

また、大人と同じ食器に食べ物を乗せ、子どもの手が届かないところに置き、まず、ママがメチャクチャ美味しそうにモリモリ食べて見せ、子どもが「羨ましい!」と思うシチュエーションを作った。

そして食事を終わらせた後は、布巾を渡してテーブルを拭く手伝いをさせた。

子どもの反応

ママ
強制的に食事を終わりにされて怒っていても、布巾を持たせると、布巾を振り回したりテーブルを拭く真似をすることで怒りが治まり、機嫌が直った。

そして、目の前でママがどんどん食べて食べ物がなくなっていく!(食べ物に手が届かない! 自分だけ食べられない!)という作戦も、子どもの食べたい! という気持ちを強く刺激して成功。ママに手渡された物は大急ぎで口に入れて食べるようになった。

食育実践アドバイザーからひとこと

食育ママ
ママ判断で終わりにし、お手伝いで怒りを鎮めるのはいい方法です。怒りが治まるし、掃除の習慣も身についていいですね。

それに「食べたいのに食べられない!」(食べられないから、余計に食べたくなる!)という気持ちを引き出して利用するのは面白い方法です。子どもにはあまのじゃくな部分があり、それを利用する発想が素敵です。

また、子どもの食事を盛る食器を大人用にするメリットは

  • 「大人と一緒、ということを喜ぶ子がいる」
  • 「重い陶器の器はひっくり返しにくい」
  • 「食洗機で洗えて便利」

ということ。

子供用の食器は可愛いのですが、軽いのでちょっとした拍子にひっくり返ったり、食洗機NGだったり、プラスチック製で匂いや色が付着しやすいというデメリットがあります。ママの好みでお皿も選ぶといいですね。

叱らず、楽しい口調で「はい、おわりぃ!」

ママの対処法

ママ
食べ物をグチャグチャにする感触が楽しく、特にご飯を掴んだり、ばらまくのが楽しい様子だった。しっかり栄養を摂らせようと思っていたけれど、お腹がいっぱいになってから遊ぶと解ったので、遊び始めたら叱らず「はい、おわりぃ~!」と軽い調子で言って片付けるようにした。

他に、テレビを消す、食べ物の紹介をする、親子で同じ物を食べる、ということをした。

子どもの反応

ママ
片付けられてしまう、と解った様子で、お腹が空いている時は集中して食べるようになった。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
ついつい叱りがちですが、軽い口調で「おしまい!」と言うと、食事の場の雰囲気が悪くなりませんね。ママの気持ち次第ですが、サラッとその場を終わりにしてしまう重くない空気はママの心が暗くなるのを防いでくれるかもしれません。

食べ物の紹介をするのは子どもの興味を惹くのに有効ですし、食育の面でも大切です。料理をキャラクターに見立てて「僕を食べると元気が出るよ!」といった風に子どもと会話するのも面白いですよ。

他にもぬいぐるみを持ってきて「今日のご飯はハンバーグです。ニンジンとブロッコリー、ジャガイモを添えました。さぁ、召し上がれ!」と会話するような形でもOK!

2歳、3歳と年齢が進むにつれて好き嫌いが多くなる子もいるので、食べ物に興味を持てる環境を日常的に作ることも大切にしたいですね。

また、意外に難しいのが「親子で同じものを食べる」ということ。離乳食がうまく進んでいる子どもなら大人と同じものが食べられます。しかし大人向けの味付けは濃くなりがちなので、同じ物を食べる場合は薄味を心掛けることをお勧めします。


もし、パパが「物足りない!」と不満に思う場合は、少し手間ですが味付け前に子どもの分を取り分けて別々に味付けしましょう。

濃い味付けの料理は塩分が多かったりスパイスが効いていて、1歳児の胃腸や腎臓に大きな負担を掛けてしまいます。胃腸の機能が完成するのは8歳前後と言われていますので、当面の間は薄味を心掛けてください。

一緒に食べることを楽しむ!

ママの対処法

ママ
食べ物をテーブルに擦りつけたり、床に落として遊ぶようになった。遊んだら終わりにして、お皿を片付けようとすると絶叫し、泣き叫んで怒った。

食事中にパパやママが大げさなくらい「おいしいね!」と話したり「それ、おいしいよ」「食べてみようね、パックン!」と声掛けするようにした。

他にも、ごはんを掴みやすい形にしたり、小さなサンドイッチにしたり、手掴みしやすく、食べやすいサイズに工夫し、自分で食べられるように工夫した。

お腹がいっぱいになった頃にテーブルから離れた場所にオモチャを用意し、気持ちがそっちに移るよう促した。

子どもの反応

ママ
最初は食事を終わりにされると泣いて怒っていた。しかし、お腹がいっぱいになった頃に遊びに誘えば比較的すんなりとテーブルから離れるようになった。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
食事中に楽しく会話することは子どもだけでなく、大人にとっても大切です。誰かと一緒に楽しく時間を過ごすことはもちろん、コミュニケーション力UPにも繋がります。

オモチャで気を惹いて食事の終了を怒らず受け入れさせることもいい方法です。1歳だとまだ気持ちのコントロールができません。オモチャを使って気を惹く方法でもOKですので、ひとつのことを終わりにして次ぎに行く、というクセ(気持ちの切り替え練習)をしましょう。

4歳を過ぎてくれば、オモチャなどなくても気持ちを切り替えて行動できるようになりますから、道具を使うことを不安視する必要はありません。

ご褒美で釣って終わりにする

ママの対処法

ママ
イスの上に立ったり、口の中に入れた物を出したり、食べ物を床にたたき付けるといった遊び食べをするようになった。

できるだけ外遊びなどをしてお腹を好かせてから食事にしたり、必ず食べていたデザートを「遊んだらなし!」にした。

子どもの反応

ママ
お腹が空いていると遊ばず食べることが多く、遊ぶとデザートがもらえないと解ってからは食べることに集中するようになった。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
1歳はまだ遊んでも大丈夫な年齢です。好奇心旺盛ですし、やってみたい! というチャレンジ精神は大事にしたいものです。

問答無用で「ダメ!」にするのは子どもの好奇心や探究心を潰してしまい、不満を増大させてしまいます。遊び食べを禁止する時は「ご褒美を使ってその気にさせる」「気持ちをそらせる」という方法がいいでしょう。

ご褒美を利用すると「ご褒美無しで行動できなくなる」と不安になるかもしれません。しかし大人でも「目標」や「ご褒美」を設定してモチベーションアップをはかりますよね。単にご褒美を準備するだけでなく、目標に向かって努力する課程を褒めて評価してあげれば、ご褒美を利用しても心配ありません。

デザートをご褒美にして行動を促すことはOKです。ちゃんと食べられた時に大げさなくらい褒めて「たくさん綺麗に食べてくれてママ嬉しい! ありがとう!」とママの気持ちを伝えてあげましょう。

普段からご飯を話題に出して興味を惹く

ママの対処法

ママ
ハイハイできるようになってからイスに座らなくなったが、それを放置していた。1歳過ぎてからは、食べ物で遊ぶ行動も加わって悲惨なことに! 

ある程度は褒めておだてて食べさせるけれど、遊び始めたら「もう食べないのね?」と聞いてから、泣いても喚いても「食べる!」と言っても片付けた。

オモチャは片付け、TVも消し、食事に集中できる環境を作った。また、「今日のおかずはOOOだよ」と話し、普段から食べることに興味を向けるようにした。

子どもの反応

ママ
食事を片付けられると泣いたり喚いたりしていたが、徐々に遊ばなくなり、片付けるのを手伝ってくれるようになった。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
日常的に食べることを話題に出し、食に感心を向けて正しい知識を身に付けることは重要です。節句や季節のイベントに合わせた食事を話題にしたり、スーパーで買い物をする時に手伝ってもらったり、普段の食事に可愛いピックを付ける、というだけでも興味を惹くきっかけになります。

また、好奇心旺盛な子どもの遊び探知レーダーをオフにするために、静かな食事環境を整えるのも重要です。ついついTVを付けっぱなしにしたり、大人でもスマホ片手に食事したりしがちですが、大人がお手本になってあげましょう。

わんこソバ方式で遊び食べを回避

ママの対処法

ママ
手掴み食べが始まると遊ぶようになった。お腹が満たされてくると遊ぶので片付けようとすると泣いて怒る! でも食べずに遊ぶのでママも怒る! そんな負のスパイラルになっていた。

対策として、お皿にほんの少しだけ食べ物を乗せ、全部食べたらおかわりを出す。食べたらおかわりを出す。これを繰り返して「そろそろお腹いっぱいかな?」と思ったら、「はい、よく食べました! ごちそうさまでした~!」とママが満面の笑みで言ってお皿を片付けた。

子どもの反応

ママ
食べられる物がお皿の上にほんの少ししかないので、簡単に食べ切れた。また、食べ物で遊ぼうと思っても、そもそも量が少ないのでほとんど遊べない。さらに、ママが最高の笑顔で「よく食べました!」と褒めてくれるので、子どもはよくわからないままママと一緒になって「ごちそうさま!」と笑顔で言ってしまう!

そのうち、空になったお皿を持って自慢そうな顔をしたり、完食を喜ぶようになった。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
1歳の子どもは、ママの言うことに簡単に乗せられたり、なんとなく楽しい空気になると気分が楽しくなってしまう! そんな特徴をうまく利用した対策ですね。

何度もおかわりするのはママが大変ですし、どれだけ食べたか解りにくいデメリットもありますが、遊ばれた時の被害は最小限に食い止められますね。

子どもは褒められるのが大好きです。完食=ママが笑顔で褒めてくれると嬉しくなりますし、必ず自力で完食できる状況なら俄然、やる気になって自信が持てるでしょう。

ただ、完食できるようになったらスプーンやフォークを渡して食べにくい物にチャレンジすることも重要です。1歳はまだまだ遊んで当然の年齢です。特に「ちゃんと食べる子」なら、栄養面の心配がないので少しは好きにさせて、好奇心やチャレンジ精神を育てることにも意識を向けてください。

1歳~1歳半なら遊び食べの時間も重要な時間

皆さん、完食の喜びを覚えさせたり、ママが笑顔で褒めたり、パパをお手本にしたり、いろんな対策を取って遊び食べを止めさせていますね。

確かに遊ばずに食べることは重要ですし、ママの苦労を考えると遊び食べは早く止めてもらいたいもの! でも、好奇心や探究心、チャレンジ精神を刺激する遊び食べは、1歳半くらいまでならメリットも大きいので「絶対ダメ!」という態度はお勧めできません。

遊び食べをある程度は許し、スプーンやフォークも持たせるようにしたいですね。そして遊び食べを止める時は、叱るのではなく気持ちを逸らせる方法をとり、食事の時間が楽しいまま終わるようにしましょう。

遊び食べは続いても3歳くらいまでです(3歳になってもやっているようなら、しっかり止めさせます)。いつまで続くか出口のないトンネルのように感じて憂鬱になりがちですが、必ず終わりが来ます。

子どもの脳に多大な刺激を与えますし、好奇心・探究心・チャレンジ精神といった「学びの姿勢」に貢献してくれる、と思って大目に見る余裕を持ちたいものです。

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