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【遊び食べ対処法】赤ちゃんの成長を阻害する切り上げ方を無意識にやっていませんか?

【遊び食べ対処法】赤ちゃんの成長を阻害する切り上げ方を無意識にやっていませんか?

遊び食べが成長に必要と言われても止めさせたい!

そんなママが取った遊び食べをしないよう仕向けたり、できなくしたケースを紹介します。

1歳の女の子のママの体験談

ママがやったこと

ママ
離乳食は順調だったけれど、手掴み食べをするようになり1歳を超えた頃から食べ物で遊ぶようになった。

食べ物で遊ぶことはよくないことなので「おもちゃじゃないから止めようね。食べないならごちそうさまだよ」と解りやすい言葉で子どもの目を見て、辛抱強く伝え続けた(決して、強引に皿をさげることはしなかった)。

子どもの様子

ママ
最初は納得できずに癇癪を起こして泣きわめいた。でも、ママが言い続けていると1歳半くらいには遊び食べを止めた。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
子どもの手を無理矢理止めることはせずに辛抱強く伝え続け、対話することを大切にするママの姿勢は素敵です。

1歳では、まだ100%ママの言うことを理解し、納得して行動することはできませんが、目を見てコミュニケーションを取ることはとても大切ですね。

遊び食べは長ければ3歳くらいまで続きます。それが1歳半くらいでやらなくなった、ということは、ママの言葉が通じたのでしょう。

言葉が早い子の場合、2歳前くらいから言葉のキャッチボールができるケースがあります。そういうこの場合は、じっくり話をする方法もアリですね。

ただし、集中しやすい子、夢中になる子、言葉がゆっくりな子の場合は言い続けてもママの思いがなかなか通じず、ママが余計に辛くなることがあります。語り掛け続ける、という方法は合う子と合わない子がいるので、見極めが必要です。

2歳の女の子のママの体験談

ママがやったこと

ママ
お腹がいっぱいになると残ったご飯で遊ぶようになった。「おしまい?」と尋ねても「食べる」と言いながら遊び続ける。

このため、お皿にのせる量を減らし、お腹がいっぱいになる頃に手伝うようにした。また、卵とじにしたり、肉団子にするなど、スプーンやフォークで食べやすいように工夫した。

子どもの様子

遊び食べママ
お腹が空いている時はしっかり食べるし、食べ残しがなければ遊ばない。また、お腹がいっぱいになってくると自分で食べるのが面倒になってきて遊び始める傾向にあったので、頃合いを見て手伝えば遊ばずに完食した。

汁物をこぼして遊ぶのは止めないが「お風呂ならこぼしてもいい」ということにして、お風呂にお椀を持ち込んで遊んでいる。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
子どもの傾向や行動パターンを掴んで対策を練ると、効果は大きいですね。お風呂ならこぼしてもOK、といった対応も素敵です。

ただ、2歳を過ぎてくるとスプーンやフォークが使えるようになろう、という課題があります。面倒に感じるのは、まだまだ練習が必要な証拠ですよね。

食べやすい物を準備する対策はOKですから、少しずつでも自力でスプーンやフォークを使って完食する経験を積んでいきましょう。練習を積まなければ上手くならず、いつまで経ってもママの介助に頼る子になってしまいます。

簡単なものからチャレンジして必ず「できた!」を経験させましょう。そしてできた時に、めちゃくちゃ褒めたり、ご褒美をあげるなどしてください。

「できた!」という喜びを覚えれば「頑張ってみよう!」という気持ちに繋がります。小さな成功体験を積み重ね、自分でやりたい! という気持ちと自信を上手く使って自力で完食するよう誘導していってください。


9か月の男の子のママの体験談

ママがやったこと

ママ
手掴みしやすいもの(キュウリなど)は赤ちゃんの好きにさせ、おかゆやシチューなど、こぼすと困る物はママが食べさせて遊び食べさせない。

全ての食材を自由に遊び食べさせると親の負担が大き過ぎるので、後片付けが楽なものだけ持つことをOKにした。また、デザートを準備して、遊ぶより食べたい! という気を引き出すようにした。

子どもの様子

ママ
遊び食べができるし、ママが食べさせてくれるのでお腹もいっぱいになり、デザートも貰えて赤ちゃんはご機嫌。

食育実践アドバイザーからのアドバイス

食育ママ
汚れないし、遊べるし、しっかり食べられて赤ちゃんもご機嫌!デザートで食べることに興味を惹けるので、これはとても素晴らしい対処法のように思うかもしれません。

しかし、この方法はアドバイザーとしてはお勧めできません。

理由は「ママの都合を優先するあまり、赤ちゃんから体験・経験の場を奪っているから」です。

「親にとって都合がいいものだけ遊んでいいものとして与える」「汚れない遊びだけ許す」ということは決して赤ちゃんのためになりません。

親としては辛いことですが、ベチャベチャ、グチャグチャ、ドロドロ遊びは赤ちゃんだからこそできる遊びであり、赤ちゃんの時でなければ経験できない遊びとも言えます。

成長すると「お気に入りの服が汚れる」「感触が気持ち悪い」「後で手を洗ったり着替えたりするのが面倒」など、チャレンジする意欲より抑制する気持ちの方が強くなってしまって、経験自体をシャットアウトしてしまう遊びなので、赤ちゃんの時にやらなければ、その後はまずやらないことです。

つまり、赤ちゃんの時にやらなければ、この遊びで得られる刺激を脳は得られないことになります。

さらに、遊び食べのメリットは「普通のおもちゃでは得られない触感、におい、色、変化を赤ちゃんが本能のまま、自由に体験できる」「口に入れても安全」ということです。この2点があるので「遊び食べは成長に重要」と言えるのに、それらを完全に封じてしまうのは赤ちゃんの成長を意図的に止めようとしているとも言えます。

もし、おかゆやシチューなど、グチャグチャにしたら大変なことになる食材で遊ばせないのであれば、同じような体験ができる遊びを食事以外の場で体験させてあげましょう。

遊び食べ以外だと、砂遊び、泥遊び、スライム遊びなど、いろいろな遊びが考えられますね。違う場で、同じような刺激を脳に与え、触感や変化を楽しみ、夢中にさせてあげてください。体験・経験の場は奪わないようにしましょう。

また、いろいろな形状のものを自力で食べようとする姿勢・努力も赤ちゃんにとっては重要です。ママが食べさせていては、食べにくい柔らかいものを「自分で食べてみよう」という意欲を奪ってしまい、「どうやって食べよう?」と赤ちゃんが考えてチャレンジする機会を奪ってしまいます。

これでは、赤ちゃんが食べる技術は向上しません。グチャグチャ、ドロドロがイヤだからやらせない、というママはいつになったら自分で食べるのを許すつもりでしょう?

グチャグチャにし、ボロボロこぼし、失敗を繰り返し、自分で考えて体験を積み重ねながら食べる技術は進歩していきます。自由に失敗する場は子どもの成長に欠かせません。そんな姿勢を見守り、自力で少しずつステップアップする子どもを見守る寛容さが親には必要です。

遊び食べは、遊びと食べることの両方を赤ちゃんが経験し、勉強している一石二鳥の時間です。この両方を重んじ、赤ちゃんの自主性も育てつつ、食事の方法を教えていってください。

親の思いが強くなりすぎないように

遊び食べは赤ちゃんの脳を刺激し、成長を促すものです。また、自由に想像・創造し、自発的に「こうしたい!」という思いを育みます。

ママが強い負担を感じたり、ストレスを感じるほど不愉快なら制限してもOKですが、制限しすぎると赤ちゃんの成長の機会を奪うことになります。

言い聞かせる方法、ママが手助けする方法、グチャグチャにならないものだけに限定して許すなど、制限の方法は色々あります。ただ、食育実践アドバイザーとして言うと「赤ちゃんの成長や自主性を邪魔しない程度の制限」にするのがベストです。

最初から綺麗に食べられる赤ちゃんはいません。汚すのは当たり前です。また、言い過ぎかもしれませんが、食べ物ほど赤ちゃんにとって安全で変化に富んだおもちゃはありません。赤ちゃんが食べ物で遊ぶのに夢中になるのは当然であり、その刺激は脳が必要としているものです。

赤ちゃんの時にしかできない食べ物を使った遊びを禁止するなら、食事以外の場で似た遊びをさせましょう。

重要!
遊び食べを禁止し、砂遊び・泥遊び・スライム遊びなどまで経験させないなら、それは赤ちゃんから遊びの機会を奪い、脳に与えられる刺激を親が無くしていることになります。

さらにママが手助けし過ぎると自主性や技術習得の機会が奪われます。自分で考えて、チャレンジして、試行錯誤する子どもを育てるチャンスを失います。

バランスが難しいのですが、汚すこと・グチャグチャにすることも必要と考え、失敗しつつも自力でなんとかするという機会・経験をさせることは決して忘れないようにしてください。

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