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イライラしない乳幼児の遊び食べ対策

イライラしない乳幼児の遊び食べ対策

ママの努力も不安も心配も全てをムダにしてくれる遊び食べ。育児の疲労を日々、着実に増大させてくれますが、これは「ママのマイルール」で乗り切っていきましょう。

目標さえちゃんと押さえていれば「ママがルール!」「ウチはウチ!」で全く問題ありません。遊び食べに対する対応方法を、ママの心の平穏を保つためのルール作りの観点から紹介します。

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目標は、小学1年生までに20分で昼食を完食できるようにすること

子供の食事は「小学校1年生になった時、時間内に給食を一人で全部食べることができる」ということを目標に掲げましょう。

小学生になると、当番制で給食の準備をし、みんなで一斉に食べ始め、時間が来たら片付けます。こうした、集団の中で全てを自力でやらなければならないという小学生になるまでに20分以内に完食できるようになればOKです。

私の娘は次のような状態でした。

  • 1歳:食事を全てテーブルと床にぶちまけ、味噌汁を頭からかぶっていた
  • 2歳:椅子に座らない&白ご飯・ヨーグルト・果物しか食べなかった
  • 3歳:食べる量が少なく、食事の時間も不規則。保育園の昼食とおやつだけで生きていた

こんなひどい状態でも小学生になった今は食事の時間が近付けば準備を手伝い、20分以内に食べ、食後に皿をシンクに運ぶ、ということを普通にやってくれています。

紆余曲折はあったとしても、必ず子供は成長してドヤ顔で身の回りのことを自分でやるようになります。0~2歳の時の行動であれこれ将来を心配する必要はありません。

目的を達成するまでの道のりは、子供や親の考え方によって様々。どんな方法でも、小学生になるまでに食べられるようになっていれば大丈夫と考えてください。

年齢別の目標はこれ!

皆さんは大きな目標を掲げたとき、それを達成するために小さな目標を設定しますよね。子供の食事についても「小学生になった時に一人で20分以内に完食」という大きな目標を達成するために、年齢別に小さな目標を掲げましょう。

0歳:固形物を口に入れて飲み込むことができるようになろう

0歳のうちは、固形物を食べられればOKくらいに考えましょう。

母乳やミルクだけで成長していた赤ちゃんからの脱却を目標とし、いろいろな固形物を口に入れて飲み込むことができるようにします。

0歳では食べ物というものを覚えることが目標です。

1歳~1歳半:自分で食べられるようになろう(手掴み)

離乳食は1~1歳半で終了するのが目標です。離乳食後期であって、幼児食に移行していく時期には「親が手伝わなくても食べられる」というのが目標です。

当然のように遊び食べをしますが、掴んで口に運ぶことができるなら大丈夫。自力で食べられるなら万々歳! それくらい気楽に考えて大丈夫です。

1歳半~2歳:スプーンとフォークを使って自分で食べられるようになろう

1歳半を過ぎれば奥歯も生え始め、噛む力も付いてきます。

「自分でやりたい!」という意思と、練習は必要だけれど「できる!」という自信も出てくる時期です。さらに、多くのことに興味を向ける時期でもあります。

やりたい! という衝動とエネルギーが強く、あれこれ気が散りやすくて苦労しますが、好奇心は親が教えられないことです。好奇心や意欲は尊重してあげましょう。

ただ、3歳が近付いてきたら遊び食べは止めさせたいものです。スプーンとフォークで食べることは3歳までに身につけましょう。

3歳以降:食事のマナーやルールを覚えながら、箸を使って食べる

3歳前後になると脳の成長も進み、オモチャの貸し借り・順番を待つ・また今度、といったような我慢が少しずつできるようになってきます。

3歳前後になったらマナーやルールを身につけることを目標にします。遊び食べも止め、スプーンやフォークを卒業して箸を使う練習もしていきましょう。

この頃になると、器用だったり不器用だったり、子供の特徴が見えてきます。苦手なことが多い子もいますが、ママが子供専属教師になって、根気よく教えてあげるようにしてください。

幼稚園以降:食べる経験を積み、学習しながら食べる

3歳を過ぎると幼稚園など集団生活をスタートさせる方が多いと思います。集団で周囲と協調していくことを覚え始める時期です。

集団の中で行動するようになり、体験したことから学ぶことも多くなります。食事に関しても生まれつき体得している甘味・塩味・旨味以外の味覚、苦味と酸味を経験から覚えるようになります。

「体を元気にするためにピーマンも食べる」といった、頭を使って食べること、「食べ物に対する感謝の気持ち」など、マナーやルール、食事に関する知識を教えていくようにしましょう。

こうしたステップを踏み、「小学1年生までに20分で昼食を完食できるようにする」という目標を達成できるようにしましょう。

諦めも肝心! 遊び食べは本能で、3歳以降でなければマナーは理解できない

年齢別に目標を紹介しましたが、これは脳の発達・成長を考えた目標です。子供の場合、大人と違って脳が成長過程にあるので、早い段階に高い目標を掲げて努力させようとしても絶対にうまくいきません。

0~2歳児にいくら語りかけて食事マナーやルールを覚えさせようとしても、脳に言葉を受け入れて理解し、行動に移すという機能ができあがっていないので無理です。

人間だって動物です。生まれてしばらくは本能だけで生きており、その後も好奇心や衝動が目立ちます。考えて行動できるようになるのはずっと後のこと!

結果を考え、衝動を抑制して自分の行動をコントロールする、という脳の働きが完成するのは20歳を過ぎてから、という研究者もいるくらいです。

子供の脳は「やってみたい!」「あれはなんだ?!」という猪突猛進のエネルギーの噴出や衝動の連続です。「止めておこう」というブレーキは存在しません。これを無理矢理止めようとするから、異常なくらいに労力が必要になり、疲弊してしまうのです。

ですから「子供の行動を止める」のではなくて「親が糸を引いて走って行く方向をコントロールする」という風に考えてみてください。

子供が学ぶ一番の方法は遊びです。遊び食べも、オモチャでは味わえないムニュムニュ・ベチャベチャ・グチョグチョの感触は子供にとっては最高に楽しいものなので止められません。

遊ぶ喜び、手の感触、匂い、物の変化など、五感をフルに使って子供は遊んで学んでいます。これを完全に止めさせると学びの機会・時間を失うことになります。遊び食べを許しつつ、食事の管理もしながら子供をサポートするのが親の役目です。

「ギャングの3歳児」「自我が非常に強くなる時期」「300回言い聞かせて理解すれば、すごいこと!」といわれる難しい時期ですが、3歳前後になれば食事のマナーやルールを覚えられるようになります。

マナーやルールを身につけるのは3歳以降。脳が成長して話せるようになるまで待つ、という諦めも必要です。

子供の「食べるスイッチ」を作るコツ

3歳までは、言葉で諭しても理解させることができないので諦めよう、と紹介しました。しかし、子供でもルールを理屈抜きの習慣という方法で覚えさせることができます。まさに、体で覚えるというものですね。

ウチではこうする! というルールを作り、言葉を理解する前から習慣にしてしまいましょう。

いい例が保育園です。園では、食事にたどり着くまでの行動が決められていて子供達は毎日その行動を繰り返していて、習慣として身についています。

  • 1.遊ぶ
  • 2.片付ける
  • 3.トイレに行く
  • 4.手を洗う
  • 5.コップや箸を自分で準備
  • 6.椅子に座って「いただきますの歌」を歌う
  • 7.食事

1~7を0歳、1歳から毎日繰り返し経験し、実践しています。ポイントは1.遊びと7.食事の間にいろいろと作業が入っていることです。

食事の前にいろいろやることで、楽しい遊びの時間を突然ぶった切られて口に食べ物を放り込まれる、という事態を避けられ、自然な流れで食事にたどり着くようになっています。

家の場合どうでしょう? 親の都合で食事の時間を設定し、子供の心の切り替え時間無しで食べさせていませんか? いきなり遊びを中断させられて「食べるよ!」と言われても、子供の中には不満しか残らず、頭の中も遊びに対する未練と中断させられた不満でいっぱいです。

家でも保育園のように「食事の前の行動」を決め、それを習慣にすることで気持ちが食事に向くようにしてみましょう。この移行時間を作り、これが終わったら食事がスタートという「食べるスイッチ」を親が作りましょう。食事の前に取る行動でスイッチがONになるように誘導しましょう。

栄養は1日5食&1週間のトータルで考えよう

子供の食事で困ることといえば、栄養バランスです。食べられるものが限定されていて、食べるものにも限りがあり、量を食べない、という状況なのに、体は成長期でたくさんの栄養素が必要になるという悩ましい状況です。

これを乗り切るために、1日の食事回数を5回に増やしましょう。朝昼晩の3回食と別に、午前・午後に1回ずつおやつ(朝食のような軽食)をプラスします。

そして栄養バランスは1週間を通して考え、日々の食事について細かくアレコレ考えることはしません。

さらに、フォローアップミルクや、子供向けの栄養補助食品も導入して、栄養素の欠乏症だけは避けるようにしましょう。

大人だって必要な栄養素を全てバランスのよい食事から得ることは大変なんです。考えて食事内容をコントロールできるはずの大人が達成できないことを、子供が達成できると思いますか?

使えるものはなんでも使って最低限のラインは守りながら子供のペースに合わせて食を進めていくようにしましょう。

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