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赤ちゃんの嘔吐|回復させる離乳食の与え方

赤ちゃんの嘔吐|回復させる離乳食の与え方

赤ちゃんが体調を崩した時、命の危機に繋がる症状をご存知ですか? それは嘔吐です。吐くと水分だけでなく、ミネラル分も一緒に体の外へ出ていってしまいます。

しかも、補給しようと思って水や食べ物を口に入れると、それが合図になって更に激しく吐いてしまうこともしばしば! こんな吐いている時の離乳食はどうするべきか、紹介します。

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吐いた時は絶食!

風邪、インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルスなど、吐いてしまう病気はいろいろあります。

細菌感染、ウイルス感染、体調不良など、理由は様々ですが、共通していることは胃腸の機能が劇的に低下しているということ!

食べ物を消化・吸収できないだけでなく、そもそも水分や食べ物を飲み込むことさえ難しくなっている上、ウイルスや細菌を外へ出すために吐くための動きしかしなくなってしまっています。

吐いてしまうと水分やミネラル分を大量に失いますし、体力も著しく消耗します。脱水症状になる! 栄養不足になる! 体力を付けないと! と焦ってしまって直ぐに水を飲ませたり、おかゆなどを食べさせたりしたくなります。

しかし、吐いた時は絶食が基本です。水も食べ物もなし! 離乳食もお休みしましょう。

吐いた直後に水や食べ物を口に入れると、それが呼び水になって更に激しい吐き気に襲われます。

何度も吐いてしまうと必要な物がどんどん体から失われていってしまいます。脱水症状に陥ってしまうと命の危機に瀕しますので、吐いたら、まず絶食! と覚えておいてください。

脱水症状になったかどうか見極める方法は?

水分も食べ物も口にできなくなると、脱水症状に陥って命が危険に晒されます。脱水症状になっているかどうか、それは次のようなことをチェックすると知ることができます。

  • おしっこの回数が少ない
  • 唇が乾燥している
  • 手足が冷たい
  • 指の爪をギュッと5秒押して離した時に、爪の色が元に戻るまで2秒以上かかる

何度も吐いた上に、上記のようなサインが見られたら直ぐに病院へ行きましょう。

脱水症状は点滴で予防・改善することができます。嘔吐を繰り返してなにも口にできない状態が続くなら、小児科へ行って点滴をしてもらいましょう。場合によっては入院になることもあります。

吐いた時の水分補給は、ティースプーン1杯から

吐いたら絶食ですが、脱水症状に陥らないようにしなければなりません。これは矛盾しているように感じますよね。どうすればいいのよ! と悩んでしまいますよね。

吐いた時は、まず絶食して吐き気が治まるのを待ち、その後、ほんの僅かずつ水分を与えて様子を見る、という方法を取ります。

吐き気が起こらないギリギリの所を探りながら、ほんの少しずつ水分を与えていきましょう。満水のコップに、スポイトで水を一滴ずつ垂らし、零れないギリギリの所を探るイメージです。

  • (1)吐いたらその後1時間くらいは何も口に入れず、絶食状態にする。
  • (2)1時間くらい吐かずにいられたら、水分をティースプーン1杯分だけ与える。
  • (3)(2)の後、30分くらい吐かずにいられたら、追加でティースプーン2杯くらい水分を与える。
  • (4)(3)の後、30分くらい吐かずにいられたら、追加で30mlくらい水分を与える。

このように、一定時間を置いて様子を見ながら、ほんの少しずつ水分を補給していきます。

飲ませるものは、大人向けのイオン飲料を2~3倍に薄めたものや赤ちゃん用のイオン飲料がお勧めです。水分とミネラル類を一緒に摂れるものにしてください。

もし(1)~(4)の途中で吐いてしまったら(1)に戻ります。吐いた後1時間くらいは何も口に入れません。そして再びティースプーン1杯の水分から始めます。

このように、極少量の水分を口に入れて吐くかどうかチェックしつつ、水分を補給していきます。

全く水分を取らせられないなら

何度も何度も吐いてしまって水分を口にできない状態なら、すぐに小児科へいきましょう。また、嘔吐と下痢の症状、両方がみられる場合は、嘔吐と下痢の回数をチェックして小児科へ行きましょう。

点滴で体内に水分と栄養素を直接送り込んだり、吐き気止めの薬を飲んで口から水や食べ物を摂り込めるようにします。

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容態が急変することもあるので、吐いている時は赤ちゃんの様子をしっかり観察してくださいね。

吐き気が治まってきたら、つぶしがゆ

吐き気が治まり、不安なく水分が摂れるようになってきたら重湯か、つぶしがゆを食べさせましょう。

おかずやデザートはなし。小さじ2杯程度の重湯か、つぶしがゆだけ食べさせます。量はティースプーン1~2杯くらいからスタートです。食べさせたら30分くらい様子をみましょう。

重湯やつぶしがゆを食べても吐かないなら、少しずつ食べさせる量を増やします。この時、一気にたくさん食べたい! と言うかもしれませんが、一気にたくさん食べさせると吐いてしまいます。

我慢を強いることになりますが、吐き気が治まった後1~2日は少し食べさせて様子を見る、大丈夫なら少し追加する、という方法で重湯やつぶしがゆを食べさせましょう。

もし吐いてしまったらつぶしがゆ・重湯はストップ! 1時間くらい絶食させ、ティースプーン1杯の水分からスタートします。

根気がいる作業ですが、吐いた時刻、水分を与えた時刻と与えた量などをメモして正確にチェックしながら口に入れる量を増やしていきましょう。

絶食時間が長くなると、赤ちゃんはエネルギー不足で震えがとまらなくなったり、痙攣したり、グッタリ動けなくなってしまいます。吐いた回数や量に注意しながら、目を離さないようにしてください。

吐いている時のNG食材

吐いた時に食べさせるものは、消化しやすい重湯やおかゆが基本です。離乳食が進んでいる赤ちゃんなら、うどんでも大丈夫です。

ただ、次のような食材はNG食材なので、例え欲しがっても与えないでください。

  • 酸味がある食材:柑橘類、ヨーグルトなどの酸味は吐き気を誘ってしまう
  • 乳製品:消化・吸収に負担がかかるのでヨーグルトやアイスなど乳製品はNG
  • 粉っぽいもの:きなこが代表的。咽せて咳をすると、吐いてしまう可能性がある
  • 熱かったり冷たかったりするもの:刺激が強いものはNG
  • 塩っ気が強いものや脂を含むもの:胃腸の機能がおいつかず、下痢や嘔吐の原因になる

こうしたものを食べさせると吐き気を誘い、症状が悪化してしまうので絶対に避けましょう。できるだけ胃腸を刺激しないように心がけてください。

母娘でノロウイルスに感染した時の話
私は娘からノロウイルスをもらってしまったことがあります。2歳の娘は12時間くらいで嘔吐がストップし、24時間後には軟飯やうどんOKになりました。

ただ、私は24時間絶食が続き、エネルギー不足(低血糖症のような状態)になって震えが止まらなくなったのでうどんを食べましたが、うどんも吐いてしまう状態。結局、丸2日間ほとんど食事が摂れませんでした。

吐き気が治まった後でも、食べられるものは素うどんや白飯のみ。塩むすびだけで生きている状態でした。

心配した義母が助けに来てくれておにぎりを作ってくれたのですが「味気ないでしょう!」と鮭フレークや昆布、おかか、梅干しをおにぎりに入れてくれました。結果は最悪!

要りません! とも言えなくて食べたのですが、気持ちが悪くなって嘔吐と下痢が再開!  完治まで二週間以上かかった経験があります。

吐いている時は胃腸の機能が極限まで落ちてしまいます。人ぞれぞれ体質・胃腸の強さも関係しますが、吐いている時は食材に充分注意してください。

嘔吐した赤ちゃんを回復させる離乳食のまとめ

吐いた時は絶食が基本です。脱水症状に気をつけながら少しずつ水分を口に含ませましょう。

回復までにすることをまとめると、こうなります。

  • 基本は絶食。
  • 脱水症状は常に監視する。
  • 水分を与える時はティースプーン一杯の水から。
  • 全く水分が摂れない場合は即病院。
  • 水分が摂れるなら、小さじ2杯程度の重湯かつぶし粥を食べさせる。1~2日様子を見る。吐いたら絶食。
  • 絶食時間が長引くと赤ちゃんに異変が現れるので注意!
  • NG食材に注意!

赤ちゃんが吐いている時は目を離さず、いつ、どれくらいの量を何度吐いたか。いつなにを口にしたのか、細かく記録を残して経過を観察するようにしてください。

病院ではは点滴で栄養補給をしたり、吐き気止めがもらえます。

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