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パパが家にいる他人になっちゃう?赤ちゃん時代に決まる明暗

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赤ちゃんから幼児へと成長すると、子供はいつも一緒にいるママの言うことを聞かなくなってくることがあります。

そこで必要になってくるのが、パパの一喝。

パパが必要な時にビシッと叱ることで、子供は社会性や我慢強さを身につけていくのです。

しかし、それはあくまでも子どもとの信頼関係があってこそ。生まれた時から子供に無関心で、育児に参加してこなかったパパが叱っても、効果はありません。

必要なのは、赤ちゃんの頃からのパパの育児参加なのです。

パパが叱ることで、子供は成長する

イヤイヤ期や反抗期にあたる2歳~6歳頃、子供はママの言うことを聞かなくなります。

この時期は反抗的な子供に対して、ママもいつもイライラして叱ってばかり。そうなると子供は、「あーまたママが怒ってる」と、真剣に受け止めなくなります。

そんな時こそパパの出番。

普段は優しく、あまり叱らないパパがビシッと叱ることで、子供はパパに対して「畏れ」を感じると同時に、パパの存在を「尊敬すべきもの、頼もしいもの」として受け入れます。

これが、子供が社会性や我慢強さを獲得するきっかけになります。だからこそ、パパの存在は大切なのです。

パパの一喝に効果があるのは、子供からの信頼があってこそ

しかし、育児に全く関わってこなかったパパがいきなり子供を叱っても、逆効果。

ママは、妊娠中から子供と一心同体になり、産後も毎日のお世話を積み重ねることで、子供から厚い信頼を得ています。

一方でパパはどうでしょうか。

生まれてからしか赤ちゃんと関わることができないパパが、全く育児に参加しなければ、子供にとっては「家にいる他人」になりかねません。

そうした状態で子供を叱ったとしても、効果はゼロ。

叱られれば怖いのでその時は言うことを聞くでしょうが、信頼関係がないためにパパを尊敬する気持ちは湧かず、パパに対して不満だけが残る結果となります。

家族だけでなく、自分自身のためにも育児参加を

そのため、パパは赤ちゃん時代からしっかり育児に参加し、子どもとの信頼関係を築く必要があります。

ママと同じようにとはいかないでしょうが、関わりを持てば持った分だけ、子供はパパのことを信頼してくれます。そしてその信頼は、子供が成長してからのパパに対する気持ちのベースとなっていくでしょう。

育児はママに丸投げで、子供に恐怖と不満だけを与えるパパになってしまうか、それとも、育児に積極的に関わり、子供から信頼と尊敬を得られるパパになるか。それは、今のパパ自身にかかっています。パパの資質が問われているのです。

将来の子供のため、ママのため、そしてパパ自身のためにも、ぜひ育児に参加してください。

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