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マンネリ化したら、ひと工夫!つぶしがゆの味付け方法

マンネリ化したら、ひと工夫!つぶしがゆの味付け方法

離乳食をスタートさせて

  • 味気ない
  • まずいんじゃない?
  • マンネリ

そんな不安を抱えるママも少なくありません。なにか味を付けた方がたくさん食べてくれそう! そう思うのも当然です。ですが、NGの味付けがあるってご存知ですか? そんなつぶしがゆの味付け方法について紹介します。

味付けは食材の甘味と旨味を利用

赤ちゃんには生まれつきの味覚として、甘味・旨味・塩味があります。つぶしがゆに飽きて味を追加する時は、甘味か旨味を追加しましょう。

【旨味の代表:だし汁】つぶしがゆ+だし
大さじ2のつぶしがゆに、大さじ1のだし汁をかけます。水分が多すぎ、サラサラして食べにくい場合は、片栗粉でとろみを付けただし汁をつぶしがゆにかけるといいですよ。
【つぶしがゆにプラスする甘味】茹でて潰した野菜の甘味
かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、にんじん、だいこん、かぶ、トマトなどの野菜の甘味をプラスします。

季節の野菜をやわらかく茹で、なめらかにすりつぶしてつぶしがゆに混ぜましょう。これで甘味がプラスされ、赤ちゃんの食欲も増しますし、ビタミンやミネラル類も一緒に摂ることができるので一石二鳥です。

柔らかく煮てつぶした野菜は、茹で汁と一緒にドロドロの状態にし、製氷器を使って凍らせて冷凍保存します。こうすると、いつでも欲しい量だけ電子レンジで温め、つぶしがゆに混ぜることができます。

野菜ペーストは離乳食の必需品

野菜には独特の甘味があり、加熱するとグッと甘味が増します。甘味が強く、茹でて潰しやすい根菜は、離乳食をスタートさせて一週間後くらいから取り入れられます。

野菜のメリットは、つぶしがゆの味付け以外にも、食べられる食材を増やす練習、食べる量を増やすのにも活用できます。

さらに、調味料を使わずに野菜だけを茹で、ゆで汁と一緒にハンドミキサーなどでなめらかにして製氷器で凍らせれば、約一か月保存が可能な即席の離乳食になります。

マンネリ化しがちな離乳食ですが、だし汁や野菜を活用して味に変化を付け、赤ちゃんの食欲を引き出して進めていきましょう。

まとめて作って冷凍することでママも楽に離乳食の準備ができますから、野菜をうまく使ってレシピの幅を広げていってください。

離乳食の基本は「味付けなし」「素材の味」

大人は調味料やスパイスを使っていろいろな味を楽しみますよね。ですが、赤ちゃんの離乳食に味付けは不要です。

「味気ない」「まずい」「マンネリ」そんな不安があると思いますが、赤ちゃんにはそのような不安を感じる必要はありません。

大人の場合、味をアレンジして楽しんだり、刺激を楽しむという食事の楽しみ方があります。食事を舌以外、頭で食事を楽しむ方法ですね。

赤ちゃんが頭で食事を楽しむのはもう少し後のことです。離乳食は固形物に慣れたり、飲み込む練習をするものです。

パパやママなど、身近な人が食事をとる様子を見たり、生まれ持った「甘味」「旨味」を利用して食に対する興味をひきだし、固形物がとれるようになるために練習する。これができるようになってから、頭を使って食事を楽しむようになります。

つぶしがゆのNG味付け

離乳食に味付けは不要ですが、つぶしがゆだけを食べさせ続けてはマンネリ化してしまいます。

赤ちゃんも飽きてきたり、食に対する興味が薄れてしまうこともあるでしょう。そこで、つぶしがゆに少しだけ味を加えてあげましょう。

ただし味付けするといっても、つぶしがゆに調味料はNGです! 赤ちゃんの胃腸は成長途中なので、調味料を使うと消化の時に負担がかかってしまいます。大人だと手軽に利用する塩やしょうゆ、みそ、ふりかけなどは使わないでください。

下痢をした時のみ塩を例外的に、下痢をしている時にミネラル分を足す目的で、ほんのわずか塩を追加することがあります。ただ、追加するといってもおかゆ大さじ2に対して追加する塩は耳かき1/2。下痢でミネラル分が多く失われている時だけなので、ふだんは塩を使用しないでください。
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