桜の便りが聞かれたと思ったら、もうすぐゴールデンウィークがやってきます。
長いお休みが取れるパパは、実家に帰省しようと考えているかもしれませんね。
ところで、ママとお姑さん、つまりパパのお母さんとの仲はいい方ですか?
仲がいい場合はそれほど問題はありませんが、もしも仲が悪い場合は、パパの実家への帰省にちょっとしたルールが必要かもしれません。
ママは帰省なんてまっぴらと思っています
多くのパパは気づいていないかもしれませんが、ママは基本的にパパの実家には行きたくないもの。
パパの両親といい関係を築いていて、パパの実家でもお嫁さんを大切にしてくれる場合はそんなことはないのでしょうが、残念ながらそんなケースは少数派です。
パパの実家では、ママは料理や片付けの手伝いに追われ、ゆっくりご飯を食べる暇もありません。赤ちゃんを連れて行けば、赤ちゃんのお世話もあります。
時間が空いても何をしていいのかわからず、居場所がないような疎外感をおぼえながらも姑のおしゃべりに付き合い、精神的に疲れて夜もぐっすり眠れない…
ママは、パパの実家ではそんなふうに過ごしていることをまず知っておきましょう。
パパは自分の実家だからいいでしょうが、ママにとっては気の休まらない「他人の家」であることをお忘れなく。
ママの気持ちはどこにある?
パパは、自分の実家に帰省すれば子供の顔を親に見せられるし、子供もお出かけできて喜ぶし、一石二鳥と思っているでしょう。
そして、家族思いの良きパパという自分を親に見せて満足することができますよね。
そんなパパの考えの中に、ママの気持ちは入っていますか?
パパにとって帰省が親孝行だとしても、ママにとっては苦痛以外の何物でもありません。
ママだって、よくしてくれるお姑さんになら喜んで親孝行したいと思っていますが、台所でこき使われ、嫌味を言われ、自分をないがしろにされるような扱いをされれば、
「親孝行?! したいならパパ1人でどうぞ!」
としか思わなくなるのです。
「帰省=親孝行」という考えを捨てましょう
ところで、お姑さんの方はどうでしょう。
あるウェブアンケートによると、息子夫婦が孫を連れて帰省することを楽しみに思っているお姑さんは70%弱で、あとの30%はというと、帰省してほしくないと思っているみたいですよ。
- 来る時は楽しみだけど、3~4日もいられると神経がまいる
- よっぽど親孝行な息子と嫁ならいいけど、私の自由がなくなるので帰ってこなくていい
- 孫に会えるのは嬉しいが、一緒に嫁が来るのは嫌だ
などというお姑さん側の意見も。
嫁との関係が悪い場合は、お姑さんの方も帰省されるのをよく思っていないことがあります。
また、何泊もするとなれば、食事の準備や部屋の片付けなどお姑さんの負担になることが多いため、楽しみな反面、帰省されるとグッタリしてしまうということもあるようです。
パパは、帰省=親孝行という考えを捨てた方がいいのかも知れませんね。
それでも、やっぱり親に可愛い孫の顔を見せてあげたいという場合は、帰省の際にルールを決めておきましょう。
次の記事では、ママとお姑さんの仲が悪い場合の帰省のルールについてお伝えします。