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生後3ヶ月の授乳間隔|足りてるのかな?と思ったら

生後3ヶ月の授乳間隔|足りてるのかな?と思ったら

赤ちゃんが成長し、授乳間隔も落ち着いてくると言われるのが、生後3ヶ月。

しかし、新米ママにとっては授乳の悩みは尽きないもの。落ち着くはずなのに、授乳の回数が増えたり減ったり、赤ちゃんが泣くことが多くなったり、赤ちゃんの体重が増えなかったりすると、「もしかして母乳が足りていないの……?」と不安になってしまうのではないでしょうか。

そんな多くのお悩みを解決する方法を、ご一緒に見つけてみませんか?

ここでは、生後3ヶ月から、どのようなことに気をつけて授乳間隔を考えるべきなのか、母乳不足と授乳回数の関係、授乳の方法やミルクの足し方、完全母乳を目指すためにできることなど、新米ママのさまざまな疑問や不安を払拭するポイントを詳しくお伝えしましょう。

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生後3ヶ月で授乳回数が減ってきた。もしかして母乳不足?!

生後3ヶ月での授乳回数減少はどうなの?
赤ちゃんが生まれて3ヶ月ともなれば、身長がやや伸びて、体重も生まれた時の2倍近くになり、体力もついてきます。

また、首がすわり始め、動きが活発になってくるなど、運動量も増えますので、短時間でより多くの母乳を飲めるようになります。

しかし、1~2時間などの短い間隔で授乳していた新生児の頃と比べると、授乳の回数は減る傾向にあるために、不安を感じてしまうママもいるでしょう。

一般的に、生後3ヶ月の赤ちゃんの授乳回数の目安は、1日に5~8回。

間隔があき、授乳の回数が少なくなってきたとしても、1回の授乳で母乳がしっかりと分泌され、赤ちゃんもゴクゴクと飲んでいる様子が見られるなら、特に問題はないと考えられます。

授乳の回数が減ってしまうと母乳量も減るのでは……という心配は、どうしても出てきますよね。

確かに、赤ちゃんがおっぱいを吸う、いわゆる吸啜刺激が少なくなればその分、母乳生産量も減ってくると一般的には考えられていますが、母乳の分泌量や生産量は、ママの体調やストレスなど、ほかのことにも影響されます。

また、初産の場合は、ママの体の中で母乳を分泌するためのサイクルが完成し、安定するまでに時間がかかるため、一概に授乳の回数だけが原因で母乳が減るとは言えないかもしれません。

いずれにしても、赤ちゃんの飲み方も力強くなってきて、一度にたくさん飲めるようになる時期ですので、1日に5~8回という授乳のペースを守っている分にはそれほど心配しなくてもよさそうです。

生後3ヶ月で授乳回数が増えたときは要チェック

生後3ヶ月での授乳回数増加は心配
反対に、授乳の回数が増えて母乳不足なのではないかと悩むママも多くいます。

生後3ヶ月は、赤ちゃんが急激に成長する時期でもあるため、頻繁に母乳を欲しがるようになることもあるようです。

この場合は母乳不足というよりも、赤ちゃんの必要とする母乳量が増えたと考えて、しばらく赤ちゃんの欲しがるまま授乳していると、そのうち赤ちゃんの欲しがる分だけしっかりと母乳が分泌されるようになるでしょう。

ただし、次のような様子が見られる場合は、母乳不足に陥りかけている可能性もありますので、自分の子供をよく観察してみましょう。

授乳しても毎回1時間たたずに泣きだしてしまう

生後3ヶ月をすぎても、毎回の授乳間隔が1時間を切るような場合は、母乳が足りていないと考えられます。

赤ちゃんがうまく母乳を飲めていない、あるいは母乳の分泌量が少ないなど、赤ちゃんとママそれぞれの原因が考えられますので、赤ちゃんが母乳を飲む時の様子を観察しながら授乳をしてみましょう。

授乳しても、1時間たたずに泣きだして母乳をほしがることが3回以上続くのであれば、ミルクを足すことをオススメします。

1日10gほどしか体重が増えていない

生まれてすぐの生理的体重減少が回復してから、生後3ヶ月までの間、赤ちゃんの平均的な体重増加は1日あたり25~30g、または1ヶ月に700~1000gと言われています。

この範囲で体重が増えているようであれば、母乳は足りていると考えられます。

体重増加が1日10gほどの場合は、平均よりも増加の割合が少ないため、母乳が不足している可能性もあると考えられます。

母乳が足りているか足りていないか、ママが不安を感じる時や、ミルクを足したほうがいいのか、完母でいいのか迷った時は、まず赤ちゃんの体重をチェックしてみましょう。

不安や迷いを解決してくれるのは、やはり具体的な数字です。母乳の量は目に見えませんので、子供の体重の増え方を目安にするのが一番確実。

自分だけで判断がつかない時は、かかりつけの小児科の先生や保健師、助産師に相談したり、母乳外来を訪ねてみたりするのもひとつの方法です。

おさえておこう! 気になる生後3ヶ月の授乳の方法と回数

生後3ヶ月の授乳Q&A
先ほども書きましたが、生後3ヶ月の赤ちゃんの授乳回数は、1日に5~8回が目安とされています。

この回数を意識しながら授乳していても、「あれは大丈夫?」「これでいいのかな?」と、いろいろなことが気になってくるものです。

ここでは、新米ママが感じやすいそんな疑問にお答えしていきましょう。

指しゃぶりをするのはお腹が空いているから?

指しゃぶりは赤ちゃんにとって安心感を得るための行為でもありますし、ただ何となくしているだけ、ということもあります。

指しゃぶりしているからといって、お腹が空いているとは限りません。すぐに授乳するのではなく、時間をあけて赤ちゃんの様子を確認しながら授乳するようにしましょう。

ただ、反対に、お腹が空いていても指しゃぶりばかりしていて、泣かない赤ちゃんもいます。このあたりは赤ちゃんの個性にもよるので、赤ちゃんの様子と体重の増え方をチェックして判断することを心がけてくださいね。

生後3ヶ月で授乳間隔が5時間もあくけど、大丈夫?

生後3ヶ月くらいになると、授乳間隔が4~5時間になってくるのは普通のことです。

間隔があきすぎるのも心配でしょうが、この場合もやはり赤ちゃんの体重の増加具合から、母乳が足りているかどうかを判断する必要があります。

平均的な体重増加が見られるのであれば、1回の授乳で赤ちゃんがしっかりと母乳を飲んでいるという証拠ですので、授乳間隔があいていてもそれほど心配しなくてよいでしょう。

授乳間隔は、赤ちゃんが成長するに従って自然にひらいていくものでもあります。

個人差は大きいでしょうが、自分の赤ちゃんがどのようなペースで授乳間隔を変化させていくのか、ママも一緒に探っていきましょう。

あやしても泣き止まない時はミルクをあげてもいい?

赤ちゃんが泣くのは、お腹が空くことだけが理由ではありません。

生後3ヶ月くらいになると、ママの顔を少しずつ認識できるようになってくるとともに、快・不快を中心としたそれまでのシンプルな感情から、だんだんと複雑な感情が芽生え始めますので、さまざまな理由で泣くようになってきます。

また、コリック(黄昏泣き)が始まるのもこの時期と言われ、理由のない大泣きが続いて、抱っこしてもあやしてもらちが明かず、ママもほとほと困り果ててしまうことが多くあります。

赤ちゃんが何をしても泣き止まない時は、授乳間隔をそれなりにあけながら、ミルクに頼ることも考えてみましょう。

ミルクを足すことによって体重が大幅に増えることがなければ、ミルクを足した哺乳量が赤ちゃんにとっての適量であると考えてよさそうです。

授乳してもすぐに飲むのをやめてしまう、これで大丈夫?

たとえば3分など、極端に短い時間で十分な量の母乳を飲む赤ちゃんというのは、あまり聞いたことがありませんが、赤ちゃんの吸啜力が強くなってくれば、短時間で母乳を飲むことが可能になってきます。

そのため、1回の授乳時間も短くなるのは自然なことだと考えられます。

この場合も、授乳間隔があくかどうか、赤ちゃんの体重が順調に増加しているかどうかといったポイントにに注目して考えてみましょう。

生後3ヶ月の授乳間隔はある程度大人が決めるべき?

生後間もなくの頃は、赤ちゃんが欲しがるタイミングで、欲しがるだけ授乳することが望ましいとされています。

しかし、生後3ヶ月頃からは今後離乳食が始まることも考えて、少しずつ授乳のペースをつかみ、生活リズムをととのえていけるように、ある程度は大人が調節してあげることも必要だと考えられます。

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頻回授乳はママにとっても負担が大きいものですし、その疲れやストレスなどが母乳の出に影響することもありますので、無理をしない程度に、ママと赤ちゃんが足並みを揃えて授乳間隔をつかんでいけるといいですね。

生後3ヶ月なのに寝てばかりいる赤ちゃん、母乳があげられない時は?

生後3ヶ月頃になると、少数ではありますが、一晩通して寝る赤ちゃんも見られるようになります。

5~6時間続けて寝ていて夜中の授乳がなくなっても、それが原因で赤ちゃんの体重増加が伸び悩むわけでなければ、それがその赤ちゃんのペースだと考えて良いでしょう。。

就寝する前に授乳してから、夜中に起きて授乳することがない場合は、昼間の授乳回数を多少増やしても問題ありません。しかし、昼間に長時間寝ていて授乳ができない時は、それをあらためる方法を検討するべきでしょう。

そろそろ生活リズムもできてくる時期ですので、起きている間は時間を決めて授乳し、できる限り規則正しいペースで過ごせるように、睡眠と授乳の時間を調節してあげたいですね。

寝てばかりだったり、お腹が空いたと泣かなかったりする赤ちゃんの場合、ママが気をつけていないと授乳の回数が減ってしまうこともありますので、1日に5回以上の授乳回数を確保できるように、気をつけてみてください。

授乳間隔があきすぎると、乳腺炎になる?!

乳腺炎は、個人の体質や普段の授乳の仕方、ストレスなど、さまざまなものとの関連があるものですので、授乳間隔があいたからといって必ずしも乳腺炎になるとは言えません。

しかし、乳腺炎の原因のひとつに、授乳間隔のあきすぎがあげられることからも、その可能性は十分あり得ると考えられますので、やはり4~5時間おきの授乳を心がけるようにした方がよさそうです。

乳房が張ってきたのに赤ちゃんがどうしても起きない、といった時には、軽く搾乳するなどの工夫もしながら、乳腺炎の原因を作らないように心がけましょう。

生後3ヶ月から完全母乳育児を目指すママに知ってほしいこと

生後3ヶ月から完母にしたい
生後3ヶ月になると、ミルクと混合栄養で授乳を進めてきたママも、そろそろ完全母乳に移行したいと考えるのではないでしょうか。

この時期から完母を目指すためには、次のようなことに気をつけてみましょう。

完全母乳を目指すなら夜間授乳を

完母を目指す、あるいは継続するために大切なのは、夜間の授乳を続けることだと言われています。

プロラクチンという母乳をつくるためのホルモンは、赤ちゃんにおっぱいを吸われることによって増えると言われていますが、夜中はその分泌量が2倍近くになるのです。

そのため、完母を目指すママは多少辛くても頑張って夜間授乳を続けるのがオススメ。

赤ちゃんが寝ていて起きない時は、あまり刺激しないようにやさしく起こしてあげて、授乳しましょう。

生後4~5ヶ月頃になってからであれば、夜間授乳がなくなっても完全母乳育児を続けやすいのですが、生後3ヶ月では、夜間授乳をしない日が続くと母乳の分泌量がだんだん減っていく可能性が高いと思われます。

生後3ヶ月くらいになれば、以前のようにおっぱいが張ることは少なくなるものの、夜から朝まで一度も授乳していないのに張らなくなった場合や、催乳感覚が得られない場合は、母乳の量が減ってきている可能性も考えられます。

できれば4~5時間の間隔をキープできるよう、夜間授乳をしてみてくださいね。

生後3ヶ月で生理が再開しても母乳育児を続けよう

夜間授乳をしていないなどの理由で母乳を吸われる回数が減る、つまり吸啜刺激が減ると、プロラクチンの分泌量も低下し、プロラクチンの排卵抑制作用が弱まって、生理が再開しやすいホルモン状態になります。

生理が再開すると、ホルモンバランスが変化するために、母乳の味が変わり、一時的に赤ちゃんの飲みが悪くなるというケースもあるようです。

しかし、生理だからといって授乳をやめてしまうと、母乳の分泌を減らすことにもなりかねませんので、母乳育児はそのまま継続しましょう。

ちなみに、生理が再開すると母乳量が減るのではないかと心配するママもいますが、これは逆で、授乳回数が減り、母乳の分泌が少なくなるためにプロラクチンの分泌量も減り、排卵が起こるようになって生理が再開すると考えられます。

ただ、完母のママでも子宮の回復が早い人は、早く生理が再開することもありますし、赤ちゃんが1回の授乳でよく母乳を飲むために授乳回数が減った場合などは、吸啜刺激が少なくなるために、ホルモンの状態が変化しやすくなると考えられます。

いずれにせよ、生理によって母乳育児が続けられなくなるわけではありませんし、完母になれないわけでもありませんので、安心して母乳育児を継続し、母乳の分泌量を減らさないようにしましょう。

また、母乳マッサージなどのケアも積極的に行うといいかもしれませんね。

ミルクを上手に活用して授乳を続けるために

生後3ヶ月の赤ちゃんとミルクの活用
ミルクを利用している場合は、生後3ヶ月には授乳間隔も定まっていることが多いでしょう。この時期になると、一度に飲める量も安定して来るのではないでしょうか。

しかし、ミルクを飲ませる時にも、さまざまな不安や疑問が出てくるものですよね。

ここで少し、ミルクと授乳についても触れておきましょう。

ミルクの授乳間隔はどれくらい?

ミルクの場合も授乳間隔は4~5時間おきが望ましいでしょう。

短時間で赤ちゃんが泣く場合は、お腹が空いている以外の理由であることも考えられますし、あるいはミルクの量が足りなくなってきたのかもしれません。

いずれにせよ、ミルク育児の場合でも体重の増え具合を随時確認しながら、授乳間隔とミルクの量をママが上手に調節してあげましょう。

ミルクの缶に書いてある量や育児書通りの量を飲まないけど、大丈夫?

ミルクの缶に記載されている目安、あるいは育児書に書かれている赤ちゃんが飲むミルクの量と、実際に赤ちゃんが飲む量が違うと、やはり心配になってしまいますよね。

しかし、缶に記載されているミルクの量は、あくまでも平均的な目安であり、その通りの量を飲まなくてはならないというわけではありません。

あまり神経質にならず、参考程度に考えておきましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんが飲むミルクの量は、1回につき約150ml~200mlくらいと大まかに覚えておけばOK。

赤ちゃんのその日の体調や機嫌などによって飲む量が違うこともありますし、混合栄養の場合は、母乳を飲んでいる分、ミルクを飲む量は記載量よりも少なくなります。母乳育児と同じように、体重の増加具合を見て適量を判断しましょう。

疲れているから授乳間隔をもっとあけたい、ミルクを飲ませていい?

育児疲れやストレスなどによってママが負担を感じている場合は、生後3ヶ月でも、もう少し授乳間隔を広げたいと考えることがあるかもしれませんね。

そんな時は、一度の授乳で赤ちゃんにしっかりたっぷり母乳を飲んでもらうことを心がけるとともに、ミルクを飲ませて赤ちゃんのお腹を満たし、ママの体を休めることを検討してみましょう。

ママが疲れてしまっては、授乳そのものが苦痛になり、母乳の分泌量にも影響を与えることが考えられます。

そうなってしまうと、授乳間隔があきにくくなり、逆に授乳回数が増えたり、ママの負担も大きくなったりする悪循環が生まれてしまいます。

辛いと感じる時は無理をしないことも、母乳育児を続けるための大切なポイントですので、ミルクの力もありがたく借りましょう。

以上、生後3ヶ月からの授乳間隔について、まとめてみました。

生後3ヶ月の授乳間隔まとめ

生後3ヶ月の授乳間隔を決めるポイントは体重増加
おさらいすると、この生後3ヶ月では、

  • 1日に5~8回以上の授乳
  • 授乳間隔は4~5時間おき
  • 赤ちゃんの体重増加の目安は25~30g/日、または700~1,000g/1ヶ月
  • 体重をこまめに確認して、母乳やミルクの量、授乳間隔、回数を調節する
  • 夜中に赤ちゃんが寝ていて授乳できない場合は、無理に起こす必要はないが、完全母乳育児を目指すなら夜間授乳をする

といったポイントを意識して授乳を続けることが大切になります。あくまでも無理のない範囲で、おおらかな気持ちで授乳していけるよう、ぜひご参考にしてくださいね。

参考資料
病気がみえる vol.10: 産科  医療情報科学研究所
看護師・看護学生のためのレビューブック第18版 メディックメディア
はじめて出会う育児の百科 小学館
NPO法人 ラ・レーチェ・リーグ日本 http://www.llljapan.org
看護師さん・保健師さんへのインタビュー

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