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3種類の乳腺炎|それぞれの症状と対処法まとめ

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授乳期に起こるトラブルの一つに乳腺炎があります。

乳腺炎は突然起こる乳腺の炎症で急に胸にしこりができてしまうので、多くの方が驚かれる病気です。

実は乳腺炎は授乳中のママだけでなく、それ以外にも起こることがあるので、適切な知識を持って対処することが必要な病気です。

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乳腺炎の症状と原因

乳腺炎は胸にある乳腺という部分に起こる炎症で、様々な原因によっておこるといわれています。

うっ滞性乳腺炎

うっ滞性乳腺炎は母乳が出始めた頃のお母さんに起こる乳腺炎です。

母乳は胸の内部の乳腺という部分で作られ、そのまま乳頭から外に出るようになっているのですが、子供が十分に乳首を吸うことができなかったり、陥没乳頭などの元々の乳頭の形が原因で母乳の出口が狭くなっている場合には胸の中に母乳がたまってしまいます。

授乳期や授乳の初期に乳腺炎が起こることはよく知られているのですが、実は授乳を辞める卒乳の時期にもこのようなトラブルが起こると言われていて、母乳の通り道を広げてあげたり、あらかじめ胸のマッサージを行い、赤ちゃんにとって吸いやすい乳頭を作っておくことが重要です。

化膿性乳腺炎

化膿性乳腺炎は他の乳腺炎と異なって赤ちゃんが原因で起こる乳腺炎です。

授乳中に赤ちゃんの前歯が生えてきたために乳頭に傷がついてしまい、乳頭から細菌感染をおこす病気で、強い炎症を引き起こしてしまいます。

この病気は授乳を終えることができるのかどうかによって治療の方針や薬の選択肢などが大きく変化するので、乳児の年齢や育児の方針に合わせて治療を行います。

乳輪下膿瘍

乳輪下膿瘍は化膿性乳腺炎が進行した病態で、乳輪の下に膿がたまった出来物ができてしまう乳腺炎です。

感染が大きくなり炎症が拡大することで組織が壊され白血球が蓄積し膿が溜まります。この疾患は小さな切開を施すことで膿を出し、綺麗に洗い流すことで劇的に症状が治まるのが特徴で、症状の改善の速さから、多くの方が治療後に驚いてしまいます。

乳腺炎の症状

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乳腺炎は以下のような症状が主体の疾患です。

乳房の痛み

うっ滞性乳腺炎や化膿性乳腺炎では乳房の腫れや痛みがおこります。

うっ滞性乳腺炎は乳腺の内部に母乳がたまってしまい、乳房が膨れ上がってしまう疾患で、外から触ると乳房が非常に硬くなってしまうことに気がつきます。

このような状態になってしまうと押しただけでいたみが出てきたり、人によっては何もしなくても重力の影響で胸が痛くなることがあります。

乳房は胸の筋肉の表面にぶら下がる形でくっついているので、炎症がおこり腫れが出てくると筋肉を引っ張ってしまい、胸の周囲の筋肉を動かしただけでいたみが走ることがあります。

胸にいたみが出てきた場合にはあまり大きくうごかないようにすることが大切です。

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このような胸のいたみは化膿性乳腺炎でも発症します。化膿性乳腺炎での胸の痛みは熱感をともなった胸の痛みで、人によってはドクドクと拍動のような痛みを感じる人もいます。

化膿性の炎症は非常に症状が激しくなるので、触れただけで痛みが出たり、赤く腫れ上がっているような痛みを感じたらすぐに病院に相談しましょう。

乳房のしこり

乳房のしこりは女性にとって非常に不安な症状です。乳がんなどの深刻な病気と同じ症状なので、多くの方が不安を抱えてしまうことでしょう。

胸のしこりは胸の内部の炎症や胸の内部の腫瘍が原因で現れるので、乳腺炎などの炎症性の病気にかかったときにも胸の内部のしこりが現れてきます。

乳腺炎の胸のしこりは乳がんと異なって押したときに痛みが出るのが特徴で、人によっては押したタイミングに合わせて膿が出てきたりします。

不安な症状ではありますが、必ず落ち着いて自分の状態を見極めるように心がけましょう。

発熱

炎症がおこる時には必ず発熱を伴います。これは全身の発熱に限らず乳房だけの発熱など様々な発熱が起こることがわかっていて、胸を触って痛みと熱感があった場合にはほとんどの場合、乳腺炎などの疾患を考える必要があります。

ひどい発熱を伴う場合には全身の状態の悪化を考える必要も出てくるので、医師や保健師さんに相談したり、産婦人科の助産師さんに相談するといいかもしれません。

乳腺炎の対処法

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乳腺炎になった時には適切な対処法をとることで症状を緩和できます。乳腺炎は大半の場合が授乳に伴って現れてきて、うまく授乳できていないか授乳に伴って細菌感染引き起こした場合に発症します。

新米のママの場合にはなかなかうまく授乳できないこともあり授乳の訓練が必要です。

授乳前に乳首や乳房全体のマッサージを行い胸を柔らかくしておいたり、赤ちゃんの歯が生え始めた段階で消毒を欠かさないようにすることで炎症を防ぐことができます。

食事のメニューの脂肪分を減らすだけでも胸の張りが改善するので、食事の内容に気をつけてみるのも良いかもしれません。

万が一炎症が起こってしまったとしてもしっかりと授乳を行ったり、適切な治療を受けることで症状が改善します。困った場合には病院で診察を受けてみましょう。

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