赤ちゃんを寝かしつけるためのアイテムといえば、おくるみやおしゃぶりがあげられます。
そのほかにも、寝かしつけを楽にするための便利グッズや方法などは、さまざまなものが紹介されていますね。
赤ちゃんの寝かしつけについては、「これがあれば絶対寝る!」というものはありません。どんなアイテムや方法にも、一人ひとりの赤ちゃんに合う・合わないがありますし、その効果のあらわれ方も違います。
しかし、寝かしつけに悩むパパやママにとって、こうしたアイテムは救世主のような存在に見えることもあるでしょう。効果があるかどうかはさておき、藁にもすがる思いで試してみたくなりますよね。
今回は、今までにご紹介してきた記事の中から、寝かしつけに役立つアイテムやその使い方のポイントについてお伝えしたものをまとめてみましょう。
いくつかのアイテムを実際に使ってみた寝かしつけの体験談もありますので、ぜひご参考にしてくださいね。
まずは環境づくりから! 赤ちゃんがぐっすり眠れる寝室にするために
寝かしつけに役立つアイテムをご紹介する前に、まずは寝室の環境をととのえることから始めましょう。
赤ちゃんの眠る場所を決めることは、寝かしつけの第一歩。ねんねのための環境づくりをおろそかにしては、いくら寝かしつけに役立つアイテムがあってもその効果を十分に発揮できない可能性もあります。
赤ちゃんのための快適な寝室とはどんなものかついては、次の3つの記事をご参考にしてください。
夜泣き対策チェックシートの中には、寝室の環境についての項目もありますので、チェックしてみてくださいね。
赤ちゃんが眠れない環境作ってませんか?ねんねに理想的な寝室作りのコツ
夜泣き対策チェックシート基本編|赤ちゃんの快適な睡眠の為の12項目
たったコレだけでも夜泣きの原因|赤ちゃんを刺激するオレンジの光
寝かしつけ鉄板アイテム「おくるみ」の使い方とコツをマスターせよ!
寝かしつけに役立つとしておなじみのアイテムといえば、やはりおくるみです。
おくるみにくるまれた赤ちゃんがスヤスヤと眠っている姿は、何とも言えず可愛らしいもの。しかし、慣れないうちは赤ちゃんもママもおくるみを上手に使いこなすのが難しく感じるかもしれませんね。
まずは、次の記事でおくるみの基本的な使い方のコツを覚えましょう。
もっと早く知りたかった!思わず嘆く程強烈な赤ちゃんの寝かしつけ方法
そして、こちらの記事ではおくるみの簡単な使い方から、おくるみをした赤ちゃんの抱っこの仕方、布団への寝かせ方などを、写真付きでわかりやすく解説しています。どうも上手く使えない、おくるみって難しい……と悩んでいるママは、ぜひご参考にしてくださいね。
思わずガッツポーズ!抱く向き…置く順…おくるみでの赤ちゃん寝かしつけのコツ
しかし、赤ちゃんにも好き嫌いがありますので、おくるみを気に入ってくれるかどうかは実際に試してみるまでわかりません。もしもおくるみを試して泣かれてしまった時は、次の記事もご参考にしてみてください。
本当におくるみ嫌で泣いているのか、それとも他の理由で泣いているのが、それを見極めることが大切です。
うちの子おくるみ嫌いみたい|寝るどころか泣いて嫌がる理由と対処方法
いつまで使えるの? おくるみを有効に活用できる期間
寝かしつけに大いに役立ってくれるおくるみも、赤ちゃんに気持ちよく使ってもらえる時期というものがあります。一般的に、おくるみは赤ちゃんの月齢が低いほど使いやすく、その効果を発揮すると考えられます。
手足や体の動きが活発になってくる生後3~4ヶ月頃になると、赤ちゃん自身がおくるみで固定されるのを嫌がるようになってくることも多いもの。月齢が高くなってからおくるみを使おうと思っても、上手くいかないこともあります。
次の記事では、おくるみを寝かしつけに使える期間や、おくるみでの寝かしつけを卒業する目安についてご説明しています。
また、「おくるみでぐっすり寝ているけれど、1日中していて大丈夫?」という疑問にもお答えしていますので、お役に立ててくださいね。
赤ちゃんがぐっすり眠れるおくるみいつまで?1日中していても大丈夫?
今からでも遅くない?寝かしつけにおくるみが使えるのは生後何ヶ月まで?
リアルな体験が聞きたい! 実際におくるみを使った寝かしつけ
さて、ここまでおくるみでの寝かしつけについての記事をご紹介してきましたが、その最後に、実際におくるみを使って寝かしつけをしたパパやママの体験談を3つご紹介します。
おくるみを使う時のコツや、実際に使用して感じたこと、おくるみを使った時の赤ちゃんの様子、そしておくるみの素材による赤ちゃんの反応の違いなどなど、さまざまな視点からの体験談は、これからおくるみを活用しようと考えている方にぜひ読んでいただきたいと思います。
赤ちゃんがおくるみを嫌いにならない工夫|夏場に生後5ヶ月まで上手に使った例
昼夜問わずの赤ちゃんの抱っこ|腱鞘炎から救ってくれたのはおくるみでした
同じおくるみでも素材で赤ちゃんの反応違う!コットンとフリースあなたはどちら?
寝かしつけにも役立つおしゃぶり、その使用法や注意点は?!
おくるみと同様に、赤ちゃんの寝かしつけに非常に役立つアイテムが、おしゃぶりです。泣いている時も、おしゃぶりをくわえればとたんにご機嫌になるという赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
おしゃぶりは、赤ちゃんが生まれながらに持っている吸てつ反射を上手に活かしたアイテム。おしゃぶりを吸う行為によって赤ちゃんはリラックスしたり安心したりできるため、心地よい眠りにつながると考えられます。
ただ、おしゃぶりを常用したり、長期間使ったりすることでデメリットが生じることは、多くのパパやママもご存知の通り。
おしゃぶりを使って寝かしつける時のポイントや注意点は、次の記事でご紹介していますので、実際におしゃぶりを使う前にぜひご一読ください。
早くても遅くてもダメ!赤ちゃん寝かしつけの強い味方おしゃぶりのポイント
また、以下の記事ではおしゃぶりのメリット・デメリットを詳しくお伝えするとともに、小児科と小児歯科の保健検討委員会が提唱するおしゃぶりの考え方をご紹介しています。
おしゃぶりを使ってみたいけど、歯並びなど赤ちゃんに良くない影響があるのでは? と心配な方は、こちらも合わせてご参考にしてくださいね。
おしゃぶりはいつまで?メリット・デメリットを押さえた小児科医が勧める使い方
入眠儀式って何を使ってどんなことをすればいいの?
赤ちゃんを寝かしつけるためには、毎日決まった時間に決まったことを行う、いわゆる「入眠儀式」を取り入れることが大切だと言われていますね。
しかし、「入眠儀式って一体何をすればいいの?!」と悩んでしまうパパやママも多いでしょう。まずは、入眠儀式の基本をおさらいしてみましょう。
5年後でも絶大な効果!赤ちゃんの気持よいねんねの為の入眠儀式とは
入眠儀式といっても、特に難しく考えることはなく、基本的にはそれぞれのご家庭で、赤ちゃんの好みや性格などに合わせてどんなことをしても構いません。
たとえば、こんなに簡単なことでもいいのです。以下に、とても簡単な入眠儀式の例を2つご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
生後3ヶ月からオススメ!今日からできる超簡単な入眠儀式とは?
赤ちゃんが物音に敏感で直ぐ泣いちゃう時の一石二鳥な対処法
入眠儀式の定番! 読み聞かせにオススメの絵本
そして、入眠儀式の定番といえば、絵本の読み聞かせ。もう既に実行しているパパやママも多いかと思いますが、絵本の読み聞かせはとても有効な入眠儀式の方法です。
次の2つの記事では、入眠儀式としての読み聞かせにピッタリな絵本をご紹介しています。子どもたちが大好きな人気のある絵本から、ちょっとマイナーな変わった絵本まで、さまざまなものを取り上げていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
お子さんの気に入る絵本が見つかりますように!
寝かしつけにオススメ!寝る前に親子で読みたい絵本12選
親子で寝る前のひとときを楽しもう|ゲーム感覚で読める絵本5選
こんなのもあり? 寝かしつけに役立つかもしれないユニークなアイテム&方法
寝かしつけに使えるアイテムは、おくるみやおしゃぶりだけではありません。
たとえば、夜泣きや疳の虫に効くとして知られている宇津救命丸、リラックスや安眠につながるとされるアロマテラピーなど、「もしかしたら効果があるかも」と期待を寄せて試してみたくなるものも多々ありますよね。
このサイトでは、そんなさまざまなアイテムを寝かしつけに活用しようとした体験談をいくつかご紹介してきましたので、それをまとめてみましょう。
赤ちゃんの寝かしつけに本当に役に立つかどうか、モノは試しで一度チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
赤ちゃんの夜泣き対策|実際に1ヶ月間宇津救命丸を飲ませた結果
赤ちゃんの夜泣き対策にアロマテラピーは効果あり?実際に試した結果
TVで紹介された夜泣き対策|スプーンで背中をなでるを試した効果は?
子供の夜泣きを軽減できる?樋屋奇応丸とは
赤ちゃんの夜泣き対策にカイロプラクティックが有効?
また、こちらの記事では、赤ちゃんの寝かしつけに役立つスマートフォン向けのアプリをご紹介しています。こうしたアプリは、赤ちゃんが興味をひかれる音楽や、泣き止みやすい効果音などによって、寝かしつけをサポートしてくれると考えられます。
スマホに頼りすぎるのはよくありませんが、赤ちゃんがどうしても泣き止まない時の奥の手として使ってみてはいかがでしょうか?
スマホで赤ちゃんの寝かしつけができる?オススメ寝かしつけアプリ
そして、赤ちゃんのぐずりや夜泣きとママの栄養について考えたこちらの記事も合わせてご紹介しましょう。
赤ちゃんの夜泣きとビタミンB群の不足には関連があるという説に基づいて、ビタミンB群が不足するとどんな影響があるのか、改善するためにはどうすればいいのかという点について解説しています。夜泣き対策のひとつとして、ご参考にしてください。
赤ちゃんがグズるのはビタミンB群の不足が原因?栄養と夜泣きの関係
以上、赤ちゃんの寝かしつけに役立つアイテムやその活用方法、寝かしつけアイテムを使った体験談などをまとめてご紹介しました。
パパやママは、1日も早く赤ちゃんの寝かしつけを楽にしたいと考え、アレコレ試そうとしますが、こうしたアイテムや方法を試す前に、まずは赤ちゃんの生活リズムをきちんとととのえておくことが大切です。
どんなに役に立つアイテムを持っていても、基本をおろそかにするのはやはりNG。赤ちゃんの寝かしつけをスムーズにするためにも、生活リズムを身につける努力はしっかりとしたいところですね。正しい生活リズムと、ぐっすり眠れる寝室の環境をととのえた上で、こうしたアイテムや方法を取り入れてみましょう。
冒頭でもお伝えした通り、「これをすれば絶対に寝かしつけが成功する」というアイテムや方法はありません。
赤ちゃんの個性、好みによっては、こうしたアイテムが役に立たないこともありますし、試そうにも泣いてしまってそれどころではない、なんていうこともあるでしょう。また、こうした寝かしつけのアイテムや方法は即効性があるとは言えないものが多いため、効果を実感できるまでには時間も必要かもしれません。
赤ちゃんにピッタリの寝かしつけ方法を見極めるためには、パパとママの根気も必要です。我が子はどんなものを気に入ってくれるのか、楽しみながらこうしたアイテムや方法をじっくり試してみてくださいね。