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赤ちゃんを抱っこして歩くと泣き止むのは本当だった!輸送反応とは?

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赤ちゃんは抱っこが大好き。そして、座って抱っこされているよりも、立って抱っこされたり、抱っこしたまま歩いたりされるのが大好きです。

泣いている赤ちゃんを泣き止ませる時、抱っこして少し揺らしたり、部屋の中を歩きまわったりした経験は、どのパパやママにもあるでしょう。

実はこれ「輸送反応」というもの。

親が子供を抱いて運ぶことによって、哺乳類の赤ちゃんは体をリラックスさせているのです。

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科学的に解明された輸送反応

理化学研究所では、この輸送反応の仕組みについて、ヒトとマウスを使って科学的な検証をしています。

それによると、ヒトの母親が赤ちゃんを抱いて歩いている時は、座って抱っこしている時よりも、赤ちゃんの心拍数が明らかに低下し、また泣く量が約10分の1に、自発的な動きも5分の1に減少し、赤ちゃんがリラックスしていることが明らかになりました。

そして、母マウスが子供のマウスを運ぶ動きと同じように、子供のマウスの首の後ろの皮膚をつまみ上げると、ヒトの赤ちゃんと同じようなリラックス反応が見られたとのこと。

この輸送反応を阻害したマウスはリラックス反応が短くなり、母マウスが子供のマウスを運ぶのに時間がかかったことから、こうしたリラックス反応は、母親に協力して自分の身を守るためのものでもあるとされました。

つまり、子供は抱っこされて運ばれる時に、自分から「運ばれやすい姿勢」を取り、親に協力してくれていることもわかったのです。

輸送反応は知らない間に身についている?

我が家では、赤ちゃんが泣いてなかなか寝てくれない時、ほとんどといっていいほど抱っこして部屋の中を歩き回っていました。

ある時は歌を歌いなから歩いたり、またある時は毛布でくるんで歩いたり、歩数を数えたり…

また、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして買い物に行った時、レジ待ちをしている間に赤ちゃんを抱っこしながら何となく体を揺らしたりすることもありました。

特に誰かに教えられたわけでもないのに、「赤ちゃんを抱っこしながらユラユラしたり、歩いたりすると泣き止む」ということを、私たちはなぜか知っていますし、それを実践しています。

それは、こうした行動が赤ちゃんの本能にもとづいているものだからなのかもしれません。

親は泣き止まない赤ちゃんをなだめ、リラックスさせる方法を自然と身につけていると同時に、赤ちゃんもまた、それに応じて泣き止むことで、親に対して協力しているのです。

輸送反応が科学的に解明され始めたことで、赤ちゃんを泣き止ませるにはどんな刺激が有効なのかということが、よりわかりやすくなったと考えられます。

この輸送反応は、親から赤ちゃんへの一方的なアプローチではなく、赤ちゃんもそれにこたえてリラックスするという、お互いに協力しあって生まれるもの。赤ちゃんが泣き止まない時は、ぜひ抱っこしてウロウロと歩いてみましょう。

本能に基づいた方法を取ることで赤ちゃんも安心するとともに、パパやママに協力して泣き止んでくれるかもしれません。

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