以前にも、パパが赤ちゃんの寝かしつけをすることのメリットを書きましたが、パパの方が寝かしつけに向いている理由がもうひとつあります。
それは、やはり「授乳できるかどうか」。
授乳というつながりがないからこそ、パパの方が赤ちゃんの寝かしつけに向いているという見方もあるのです。
ママが寝かしつけると赤ちゃんが泣いてしまう理由
赤ちゃんを寝かしつける時、添い寝をするママは多いでしょう。また、泣いて寝てくれない時は抱っこをしますよね。
しかし、ママがどんなに添い寝をしても抱っこをしても、赤ちゃんがなぜか泣き止まないこともあります。
それは、赤ちゃんが母乳を欲しがっているから。
- 母乳は赤ちゃんにとっての食事であると同時に、精神安定剤のような役割も果たしています。
- お腹が空いていなくても、赤ちゃんが安心や甘えのために母乳を欲しがることはよくあります。
- ママと離れる不安を感じやすい寝る前は特に、赤ちゃんが母乳を飲みたがります。
不安で母乳が飲みたいのに、ママがそばにいても授乳してくれないことで、赤ちゃんは怒っているのです。
授乳ができないパパなら、あきらめて寝てくれる?
しかし、寝る前に授乳や添え乳をすると癖になってしまいます。なるべくなら、授乳と寝かしつけは切り離して考えたいもの。
そこでオススメなのが、パパの寝かしつけなのです。
パパは当然ながら授乳ができませんから、赤ちゃんもあきらめて、おとなしく寝てくれることが多いようです。
パパならではの安心感もありますが、やはり授乳をしてくれないパパですから、赤ちゃんもあきらめてコテンと寝たのかもしれません。
大好きなママと一緒だと眠れない
また、赤ちゃん時代から寝かしつけをパパがずっと担当している場合には、子供が成長してからも、たまにママが寝かしつけるとかえって興奮して寝なくなってしまうということもあるようです。
パパの寝かしつけでは「寝るしかない」ことを実感しているので、ママが一緒だと嬉しくてたまらず、はしゃいでしまうのです。
こうしたことからも、パパの方が寝かしつけに向いていることがわかりますね。
パパが赤ちゃんを寝かしつけると、ママにもメリットが
パパが赤ちゃんの寝かしつけをしてくれると、ママはその間にたまった家事をしたり、体を休めたりすることができます。
朝から晩まで赤ちゃんの相手と家事をしてクタクタになり、イライラしながら寝かしつけをするのでは、赤ちゃんもなかなか寝てくれないでしょうし、ママも疲れがたまる一方ですね。
ママの疲れとストレスを解消する方法としても、パパの寝かしつけは有効です。
赤ちゃんが寝る時間に家にいることができるパパは、ぜひ寝かしつけにチャレンジしてみてくださいね。
背中スイッチを発動させずに、赤ちゃんを布団に寝かせるコツです。