ジーナ式の寝かしつけ方法が広く知られるようになりましたが、
「生まれてくる赤ちゃんにジーナ式を実践したいけれど、うまくできるかしら?」
と心配なプレママも多くいることと思います。
赤ちゃんのお世話を中心となって行うのは大抵の場合ママですが、ジーナ式の寝かしつけにおいては、パパの力を借りた方がうまくいくかもしれません。
ジーナ式は冷たい?本を手にしたママが感じること
ジーナ式の寝かしつけに対しては、よい評価と悪い評価が混在しています。
「こんなに細かいスケジュールなんて無理!」
「赤ちゃんはこの通りに動いてくれるわけがない」
など、ジーナ式を批判するママの意見があるのももっともなこと。
赤ちゃんにも確かに個性があるし、この方法に賛同できるかできないか、合うか合わないかは人によって違うからです。
機械的で冷たい育児法?
ジーナ式のように外国人の著者が書いた本は、翻訳されたもので細かいニュアンスまで伝わってこないため、冷たい印象を持ってしまいがち。
また、外国の育児書は理論的でわかりやすい反面、日本の育児書のように耳障りの良い優しく甘い言葉を使ってママをサポートしてくれるものではなく、時には相当厳しいことが書かれている場合も。
ジーナ式の本を読んで反感を覚えたというママが多いのも、こうした要因があるからだと思われます。
パパの論理的思考力を活用!
ジーナ式の寝かしつけ・ネンネトレーニングは、完璧に実践するのは難しいものの、赤ちゃんの生活リズムを確立するためには非常に有効な方法です。
もしも、ジーナ式の本を読んで「これは無理」と思ったママは、一度パパに本を読んでもらうといいかもしれません。
ここでパパの出番
ジーナ式の本はどちらかというと、論理的思考が得意な男性向けともいえます。
感情に流されにくい男性が読むことで本の内容がより正確に理解できますし、それを実践するために、パパ自身の言葉でやり方をママに伝えることができるため、ママもすんなりジーナ式に取り組めるようになる可能性があります。
パパにジーナ式の寝かしつけを理解してもらい、中心となって赤ちゃんの生活スケジュールを管理してもらうと、ママも少しは楽なのではないでしょうか。
妊娠中はともかく、産後のママは本を読む暇もありません。
「こんな時どうしたらいいの?」と思っても、本を開くことすらできないことも多々あります。
ママの手伝いではなくパパが同等に参加する育児
また、数週間は身体的にも無理ができない時期。
ここでパパがスケジュール管理の主導権を握ってジーナ式の寝かしつけを実践する、というのも、育児のひとつのスタイルとしてオススメしたい方法です。
実際に我が家では、パパが主体でジーナ式を実践し、赤ちゃんのスケジュール管理を行いました。赤ちゃんの寝かしつけ方法、スケジュール管理は全てパパがママに指示したのです。(夜に寝かしつけるのもパパ)
子供の個性もあるでしょうけど、子供にはこのやり方がピッタリと合い、結果寝かしつけで悩んだことはほとんどありませんでした。
しかし、ジーナ式の本は非常に参考になることが多く書かれているのですが、系統建てて書かれておらず、要点が分散されているため、参考書として非常に読みにくかったというのも正直な所です。
何度も読み返したり、折り目をつけたり、付箋をたくさん貼ったりして活用しましたが、やはり育児中のママが読むにはちょっと厳しそうです。ママが読むなら出産前の時間があるときがオススメです。
「○○しましょう」的なハッキリとした表記は、パパにとっては分かりやすいですが、ママからするとプレッシャーに感じるかもしれませんね。
もちろん、そんなに時間的余裕のあるパパはあまりいないかもしれませんが、ジーナ式を実践するにあたってはパパの協力が不可欠。
パパの論理的思考力を大いに活用して、赤ちゃんのスケジュール管理を少しでもお任せしてはいかがでしょうか?