赤ちゃんが生まれた瞬間のことでした。
「あぁ、しまった!失敗した!!」
帝王切開中の分娩室の前で、子供が産まれてくるのを待っていた私は、いきなり後悔の念に襲われました。
子供が生まれてきたことを後悔したわけではないですよ?産声を録画していなかったのです。つまり、ビデオカメラを持っていなかったのです。
か細かった我が子の第一声。未だになんとなく覚えていますが。やっぱり実際の音でもとっておきたいもの。正直いまだに「ビデオカメラ買っておけばよかったなぁ」と引きずっています。
子供が産まれるならビデオカメラは必須!
ビデオカメラは子供がママのお腹の中にいる時からはじまって、赤ちゃん、幼児、幼稚園・・・結婚式、孫と一生使えるもの。
どうせいつかは買うのだから、まだ買っていないパパは、赤ちゃんが生まれる前に買っておく事をおすすめします。(※幼稚園の行事で、ビデオカメラ構えていないパパっているの?ってほど、皆撮影しています(笑))
特に赤ちゃんがママのお腹にいる時、赤ちゃんが生まれた瞬間の声、新生児室の中の様子。この瞬間は記念になるから撮っておいたほうがいいですよ。
生まれたての赤ちゃんは、そうそうお目にかかれるものではありません。テレビドラマで出てくる赤ちゃんなんて、めちゃくちゃ巨大ですよ。絶対生後3ヶ月は経っているでしょう。
本物の新生児は本当にちっちゃい。そして呼吸が下手なのか、数十秒毎に泣いたり寝たりを繰り返します。そして泣くと文字通りに全身があっという間に真っ赤になります。
私は新生児室に入った我が子をみつめて「あぁ、これが生まれたての赤ちゃんなんだ」って感心したものです。
特に我が家は帝王切開だったから
帝王切開の場合、数日寝たきりの生活を送るため、ママは新生児室に居る我が子に合うことが出来ません。
起き上がれないため、ひと目見ることすら出来ないのです。
嫁はデジカメで撮影した写真を画面で見て「赤ちゃんに会いたい」とベッドの中で泣いていました。
「嫁は生まれたての子供の姿を知らないんだなぁ。ビデオカメラがあれば、新生児室の様子も見せてあげられたなぁ。」ここでも失敗したと感じました。
何度も見るみるものではないけど
正直ビデオカメラで撮っても、何度も繰り返し見るわけではありません。
また、だらだら撮影したビデオは眠くなるだけですよね。だけど、自分の子供が成長した時きっと自分が産まれた時のビデオを見たいと思うはず。実際私がそうですから。
さらに、自分たちが歳をとった時。必ず昔を懐かしむ時がやってきます。その時に「あぁ、こんなこともあったんだな。懐かしいな」と、お茶でも飲みながら振り返りたいです。
【動いている。声がする。】
瞬間を永遠にものにする写真も素敵ですが、時間が存在したことを感じられるビデオも素敵です。
ぜひビデオカメラの購入を考えてみてくださいね。