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赤ちゃんに茶碗蒸し…お姑さんに出番なし!昔とは違う離乳食の今

赤ちゃんに茶碗蒸し…お姑さんに出番なし!昔とは違う離乳食の今

育児の常識は、刻々と変化しています。

自分が育児をしている時、「抱き癖がつくから、赤ちゃんは泣かせておけ」と言われていたお姑さん世代の女性は多いことでしょう。しかし今は「抱き癖なんてないので、どんどん抱っこして積極的にスキンシップをはかりましょう」という流れになっています。

そんなふうに変わり続ける育児の常識の中で、最も気をつけなければならないのは、離乳食について。今回は、孫の離乳食についてあれこれと口を出しすると、お嫁さんに嫌がられてしまう理由についてお伝えしましょう。

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30年前とは全く違う離乳食の世界

お姑さんが子育てをしていた時代は、おそらく、生後2~3月頃から果汁や味噌汁の上澄みを与えるようにと指導されていたでしょう。

また、生後5ヶ月くらいからもう卵を食べていたり、親が口の中で食べ物を噛み砕いて赤ちゃんに与えたりもしていたかもしれません。

しかし、今となってはこれらは全て非常識極まりない行為なのです。

現在は、生後6ヶ月までは母乳やミルクのみで育てることが推奨されているとともに、果汁や味噌汁の上澄みは、赤ちゃんの未熟な胃腸に負担をかけてしまうため、飲ませる必要はないと言われています。

また、親が口に入れたものを食べさせるのは、赤ちゃんが虫歯菌や歯周病菌、ピロリ菌などに感染する原因となってしまうため、絶対にNG。

このように、離乳食の常識は昔とはすっかり変わっています。

それを知らずにいると、お姑さんは「お嫁さんの離乳食の進め方が遅い」「赤ちゃんは食べたがっているのに食べさせず、かわいそう」などと見当違いな感想を持ってしまうため、つい口を挟んでしまいます。

それが、現在の正しい知識で離乳食を慎重に進めるお嫁さんにとっては、余計なお世話となってしまうのです。

アレルギーに対する知識もきちんと持ちましょう

そして、離乳食や幼児食を進めるにあたって一番気を遣わなければならないのが、アレルギーについてです。

アレルギー自体は昔からあるものですが、現在では食物アレルギーを持つ子供が非常に多くなっているため、アレルギーに対してはどのママたちも神経をとがらせています。

アレルギーの中でも特に多いのは、やはり卵アレルギー。使いやすく身近な食材である卵こそ、離乳食の時期には最も気をつけなければなりません。

昔は、小さな赤ちゃんにも茶碗蒸しや玉子豆腐、伊達巻きなどを食べさせたりしたでしょう。

しかし、今はこうした食品は、卵アレルギーがないことを確認するまでは食べさせないのが普通です。それまでは、卵黄から少量ずつ食べさせて慣らしていき、徐々に全卵を使ったメニューへと移行します。

また、市販のお菓子の中にも、卵を使っているものはたくさんあります。

プリンやアイスクリームなどは、柔らかく口当たりもいいため、赤ちゃんも食べられるだろうと考えがちですが、こうしたものも、アレルギーがないことを確認してから少しずつ与えていきます。

お姑さんは、まずこのことをしっかりと理解しましょう。

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お嫁さんの許可なく赤ちゃんに物を食べさせるのは厳禁!

離乳食アレルギー
私の知り合いは、赤ちゃんのお食い初めの際に茶碗蒸しを作ったら、お姑さんがそれを勝手に赤ちゃんに食べさせようとして、慌てて止めたことがあるそうです。

この場合、お姑さんに卵アレルギーに対する知識がなかったことも問題ですが、お嫁さんの許可なく、勝手に赤ちゃんに食べ物を与えようとしたことも問題です。

赤ちゃんがまだ卵を食べていない、あるいは慣らしている状態の中で、急に卵を使った料理やお菓子を食べさせると、蕁麻疹が出たり、嘔吐や下痢など、アレルギー反応と思われる症状が出ることがあります。

重いアレルギー反応の場合は、アナフィラキシーショックという呼吸困難や血圧低下を伴う全身症状が出て、非常に危険な状態になることもあります。

知り合いのケースでは、お嫁さんが気づいて止めたから良かったものの、そのまま赤ちゃんが茶碗蒸しを口にしていたら、もしかして……、ということも十分考えられます。

また、こうした危険があるのは卵だけではありません。小麦、そば、エビ、ビーナッツなど、身近な食べ物によってアナフィラキシーショックが起こることもあります。だからこそ、何が入っているかわからない食品を赤ちゃんに勝手に食べさせることは、絶対にしてはいけないのです。

お姑さんは、

  • アレルギーに対する知識を得ること
  • 赤ちゃんに勝手に物を食べさせないこと

この2点を必ず守りましょう。

これは、お嫁さんに嫌われないようにするためだけでなく、お孫さんの命と健康を守るためにも、非常に大切なことです。

離乳食はママにお任せしましょう

赤ちゃん離乳食
基本的に、離乳食については赤ちゃんを育てているママに一任し、口を挟まないのが良い方法です。

昔と今では、離乳食の常識がまるっきり変わっていますし、アレルギーの心配などもされていますから、古い知識しか持たない姑の立場からアドバイスできることは、もうほとんどないのです。

お姑さんとしては、孫がかわいいあまり、自分で離乳食をあげたいという気持ちもあるでしょう。昔は2~3ヶ月から離乳食を始めていたこともあり、「そろそろかしら?」とワクワクする気持ちを抑えきれず、つい口出ししてしまうのかもしれませんね。

それでも、育児の主役はママです。

いくら育児の大先輩であっても、育児の常識や方針が大きく変わっている現在では、赤ちゃんのことを一番良く知っている、そして現在の育児の常識をきちんと把握しているママにはかないません。

お嫁さんと良い関係を築くため、そして、赤ちゃんの健やかな成長のためにも、離乳食についてはあれこれ言わずに、静かに見守ってあげてくださいね。

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