断乳は、最初の3日間が勝負だと言われます。
とにかく3日我慢すれば、ゴールが見えてくる。
まさに我が息子もそんな感じでした。
息子の睡眠が大きく変化した、断乳3日目です。
断乳3日目に訪れた変化
断乳3日目ともなると、赤ちゃんも何となく「もう泣いてもお乳はもらえない」ということがわかってきます。
癇の強い子や神経質な子、それまで授乳に依存して眠りについていた子などは、もう少し長くかかるかもしれませんが、断乳は3日目を無事に乗り切るともう成功したようなもの。
3日目あたりで赤ちゃんの変化を感じたというママも多いことでしょう。
私の場合も、断乳3日目に大きな変化が訪れました。
離乳食は3回になっていたものの、お腹が空くのではないかと少し心配だったため、お風呂あがりにフォローアップミルクを多めに飲ませて、20時頃に添い寝で寝かしつけ。
添い寝ですんなり寝たものの、1時間半ほど経つと泣き始めました。
背中をトントンしたり抱っこしたり、「ああまた今夜も泣くのか…」などと思いながら寝かしつけをしていました。
ところが、抱っこで眠ってから朝の4時まで、なんと一度も起きなかったのです!
今まで1時間おきに夜泣きをしていた息子です。
どんなに続けて眠っても、4時間が最高記録だった息子です。
それが、いきなり7時間も寝るなんて、母親の私も初めてのことに興奮してしまい「あれ?まだ起きない?何時に起きるの?」と、嬉しくて眠気も忘れて息子の寝顔をずっと見ていました。
断乳後の赤ちゃんの睡眠について
息子は結局、3日間の夜間断乳を経て、そのまま昼間の断乳にも成功しました。
「断乳したから寝るようになる」は本当か?というと、息子の場合は本当でした。
新しい入眠儀式を探す赤ちゃん
夜中は2~3回泣くものの、背中をトントンすれば寝るようになりましたし、夜中1時間おきに泣くようなことはなくなりました。
それだけでも「寝るようになった」と私は感じていたのですが、その代わり、ものすごく寝ぐずりをするようになりました。
断乳中は添い寝ですんなり寝ていたのに、すっかり断乳した後の方が夜寝付くまでがとにかく大変になり、泣いたり叫んだり何度も水を欲しがったりして、とにかく大変でした。
その度に私はパパと交代で抱っこしてベランダに出たり水を飲ませたりしていましたが、今思えば、息子は息子なりに、新しい入眠方法を探っていたのだと思います。
結局、ひどい寝ぐずりはそれから2ヶ月ほど続きましたが、「絵本を読んで添い寝をする」というスタイルが定着すると、ピタリとおさまり、夜中に泣いて起きることもなくなりました。
断乳後は赤ちゃん次第?
このように、断乳後に寝るようになるかどうかは、赤ちゃんによって違うものです。
断乳したその日からぐっすり寝てくれる赤ちゃんもいれば、断乳が完了するまで2週間かかった赤ちゃん、断乳してからも夜泣きが続く赤ちゃんもいます。しかし、それは赤ちゃんが自分なりの入眠方法を獲得するための期間でもあるのです。
赤ちゃんが自力で眠れるようになるには、どれだけの時間がかかるかはやってみないことにはわかりませんが、ママは気長に付き合ってあげるようにしましょう。