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夜間断乳は夜泣き対策にオススメ!1時間おきから7時間連続へ 

赤ちゃんの夜泣きがひどい、夜に何度も目を覚ます、添い乳ばかりでぐっすり寝られない……そんな悩みを持つママなら、一度は「夜間断乳」について考えたことがあるかもしれません。

夜間断乳とはその名前の通り、夜の間だけ授乳をやめることを指します。昼間はいつも通りに授乳しますが、赤ちゃんが就寝してからは朝まで授乳せずに過ごすため、

  • 赤ちゃんがよく眠るようになる
  • ママもしっかり睡眠が取れる
  • 離乳食を食べる量が増える
  • 卒乳や断乳への足がかりになる

といったメリットがあると考えられます。

しかし

じゃあさっそく夜間断乳してみよう!

とは、なかなか思い切れないものですよね。

夜間だけとはいえ、夜中に赤ちゃんが起きたり泣いたりした時におっぱいをあげられないとなると、

どうやって泣き止ませたら…。夜泣きが今よりひどくなったら…。

という不安も出てきます。

夜間断乳に失敗し、ますます夜泣きがひどくなったりおっぱいへの執着が強くなったりしたという体験談などもよく聞くため、心配になるのは無理もありません。

そこで今回は、夜間断乳の始め方、夜間断乳を始める時期などの基本的な方法とともに、気をつけたいポイント、夜間断乳に失敗してしまった時のケアの方法などをお伝えします。

実際に夜間断乳をしてみたママの体験談と、夜間断乳の失敗から軌道修正するまでの体験談などもご紹介しますので、ぜひご参考にしてくださいね。


夜間断乳に適した月齢とは

月齢が低いうちは母乳やミルクを少量ずつしか飲めないため、夜中にも何度か授乳する必要があります。そのため、夜間授乳できるのは、赤ちゃんがある程度の量の母乳やミルクを飲めるようになる生後6ヶ月以降が目安になるでしょう。

生後6~7ヶ月

夜間の授乳が減ってくるとともに、離乳食がスタートする時期です。

赤ちゃんの体重増加が順調で、夜寝る前にたっぷり母乳やミルクを飲めるようになっていると感じられれば、夜間授乳に踏み切ることもできますね。

ただ、まだ夜中にお腹が空いておっぱいを欲しがる赤ちゃんも少なくありません。

赤ちゃんによって一度に飲める母乳やミルクの量は違いますので、赤ちゃんの体重増加、母乳やミルクの飲み方、体調など様子をよく見て夜間断乳するかどうかを決めましょう。

生後8~10ヶ月

離乳食が2回または3回になり、母乳やミルク以外の食べ物から少しずつ栄養を摂取できるようになってきて、水分補給にお茶なども嫌がらずに飲めることが増えてきます。

これくらいの月齢になると、夜間の授乳はゴクゴク飲んで栄養を摂取するためのものというより、眠る時の口さみしさや不安を解消するためのものになっていることも多いです。

そのため、このタイミングで夜間授乳をスタートするママも多いようです。

1歳前後

離乳食が完了期へと近づき、栄養のほとんどを食事でまかなうことができるようになってきます。

仕事復帰などのタイミングもあり、夜間断乳だけでなく本格的な断乳や卒乳を考え始めるママも多いですよね。

1歳を過ぎても夜間の授乳をしている場合は、虫歯の心配も出てきます。

母乳そのものは虫歯の原因にはなりませんが、夜間は唾液の分泌が少なくなることに加えて、離乳食の食べ残しがある状態で夜間に母乳を飲むと虫歯になるリスクが高まりますので、この時期に夜間断乳をすることは虫歯予防の面でもメリットとなるかもしれません。

夜間断乳の方法

夜間断乳は、簡単に言ってしまえば「夜の授乳を一切しない」ことです。

しかし、始めるにあたっては入念な準備と心構えが必要ですし、夜間断乳を実行している最中に赤ちゃんにどう対応するかも、成功するかどうか大きなポイントです。

夜間断乳の基本的な進め方と注意点を、順を追って説明していきましょう。

1.夜間断乳はいつから始めると良い?

まずは、夜間断乳を始める日を決めます。

赤ちゃんとママの体調が良く、生活リズムが変化するような大きなイベントごとがないタイミングが望ましいでしょう。

また、夜間断乳をはじめると、夜中の授乳回数が多かった赤ちゃんほど、おっぱいがもらえないことで大泣きしてしまうことがあります。

パパなど同居の家族にも夜間断乳することを伝え、夜泣きが激しくなってもあまり差支えのない休日や連休など、協力してもらいやすい日を選ぶのが望ましいでしょう。

保育士ママ
夏場は脱水が心配ですし、真冬は授乳催促だけでなく寒さで夜泣きすることもあるので、夜間断乳をするのには不向きです。

職場復帰など自分の都合だけで断乳計画を立てられないママ以外は、夏と冬を避けて夜間断乳を計画すると良いでしょう。

2.夜間断乳はパパの協力が得られると心強い

夜間断乳の時に、赤ちゃんが手がつけられないほど夜泣きしてしまったり、昼間もおっぱいを求める回数が増えたりすると、その対応を寝不足のママ一人でこなすのはとても大変です。

夜泣きの時に交代であやす、寝かしつけをしてもらう、家事を代わってもらい休む時間を確保するなど、パパにもたくさん協力してもらいましょう。

おじいちゃん、おばあちゃんと同居している場合も、遊び相手などで手を貸してもらえるとありがたいですね。

3.夜間断乳成功の秘訣。授乳に代わる入眠儀式

今まで授乳や添い乳で眠りについていた赤ちゃんにとっては、夜間断乳はおっぱい以外で眠りにつく方法を身につける期間でもあります。

赤ちゃんは基本的に眠ることが上手ではありませんので、それまでの入眠儀式であった授乳ができなくなると、どうしていいかわからず泣いてしまいます。

パパやママが授乳に代わる入眠儀式となるものをいくつか用意してあげて、赤ちゃんが好むものを取り入れてみましょう。

代表的な入眠儀式としては、

  • 絵本の読み聞かせ
  • 子守唄を歌う
  • お腹や背中をトントンする

などがあります。

次の記事では、断乳を実行したママたちが授乳の代わりにどんなものを入眠儀式として定着させたか、アンケートをとった結果をまとめています。真似できそうなものがあれば、ぜひお試しくださいね。

授乳に代わる有効な入眠儀式とは?断乳時のアンケートからわかった最適な入眠儀式

ただし、新たな入眠儀式として抱っこやおんぶを選択すると、今度は眠るまでずっと抱っこやおんぶをしていなければならなくなり、パパやママの負担が大きくなってしまうこともあります。

泣き止ませるために抱っこやおんぶをするのは効果的ですが、赤ちゃんが泣き止んで落ち着いたら、布団におろしてねんねさせてあげることをおすすめします。

布団におろすとどうしても泣いちゃう!という場合は、こんな方法もお試しください。

お願いこのまま寝て!誰でも出来る泣かれず布団に置く7つのコツ

夜間断乳を失敗しないために注意したいことは?

夜間断乳は、赤ちゃんにとってもママにとっても大きな変化の時。

ストレスや何の問題もなく乗り切るのは難しいでしょうが、次のようなことに気をつけて、できるだけトラブルなく順調に夜間断乳をすすめられるように気をつけてみましょう。

1.夜泣きがひどくなっても3日間は続けてみる

赤ちゃんに大きな声で泣かれてしまうと、ママはどうしてもかわいそうな気持ちが先に立ってしまったり、ご近所に迷惑になるのではと心配してしまったりすることでしょう。

夜間断乳なんて自分のエゴなのでは?と、自分を責めるような気持ちになってしまうことも、泣いている赤ちゃんを抱えて途方に暮れ、もうおっぱいをあげた方が楽なのでは……と思ってしまうこともあるかもしれません。


それでも、一度夜間断乳すると決めたら最低でも3日間は頑張ってみましょう。

1日、2日とおっぱいなしでの入眠に慣れずに泣いてしまう赤ちゃんも、3日目からその様子に少しずつ変化が見られることも多くあります。

保育士ママ
一にも二にも、とにかく赤ちゃんが泣いても授乳はしない。夜間断乳をすると決めたのなら、赤ちゃんが泣こうがわめこうが授乳はしないこと。

職場復帰などで夜間断乳をしなければならないママは、特にそうです。

かわいそうだと途中で断念しておっぱいをあげてしまうと、次回はもっとうまくいかなくなるおそれがあります。

授乳なしでの睡眠に慣れてくるのは、早い子で2~3日、遅くても1週間と言われています。もちろん初日から全く泣かずにスムーズに断乳できた赤ちゃんもいますし、10日経っても夜泣きが全く変わらない赤ちゃんもいます。

個人差があるので、一般論に振り回されず「〇〇ちゃんはどれくらいで慣れるのかな?」と大らかな気持ちで挑んで下さい

2.赤ちゃんの体調、体重は必ずチェックする

離乳食が3回になる頃からは、夜寝る前、夜間に母乳やミルクから栄養を補う必要はほぼなくなりますが、夜の授乳がなくなることで赤ちゃんのお腹が空くのではないかと心配な時は、

  • 日中の離乳食やおやつの量を増やす
  • 夜寝る前、朝起きた後に長めに授乳する
  • 必要に応じてフォローアップミルクを飲ませる

といった対応を心がけて、体重の増加具合をチェックします。

特に、離乳食の量が少ない時期に夜間断乳に踏み切る場合は、夜寝る前の授乳で赤ちゃんがたっぷり母乳やミルクを飲めているかをよく確認し、夜中にお腹が空いていないかどうか気をつけてみましょう。

こちらの記事では完母・混合別。そして母乳以外の水分を取りたがらない赤ちゃんについてどうすればよいか解説しています。

夜間断乳を始めたら栄養が足りなくならないか心配なママへ

そして、最低でも3日間は続けたい夜間断乳ですが、もちろん赤ちゃんの体調が最優先です。もしも夜間断乳している間に、

  • 赤ちゃんが体調を崩した
  • 体重が減少した
  • おしっこの量や回数があきらかに少なくなった

などの様子が見られた場合は無理せず夜間断乳を中止し、必要であれば小児科を受診してください。

3.赤ちゃんに必要な「言い聞かせ」

赤ちゃんにも、夜はおっぱいを飲まずに眠るということをしっかり伝えてあげましょう。

言葉でのコミュニケーションはまだ難しいものの、赤ちゃんはママの言うことを不思議にわかっていることも多いものです。

夜はおっぱいもおやすみだよ
また朝におっぱい飲もうね

など、赤ちゃんにも根気よく言い聞かせて、お互いに夜間断乳を乗り越えられると良いですね。

4.赤ちゃんとの遊び、スキンシップを十分に

授乳は、ママと赤ちゃんの大切なスキンシップとコミュニケーションの時間でもあります。

夜の授乳がなくなった赤ちゃんは、何となく不安やさみしさを感じているかもしれません。

断乳中は、昼間赤ちゃんとたっぷり遊んで、夜によく眠れるように適度に疲れさせるとともに、ママとの遊びで満足感を得られるように工夫してあげましょう。

そして、寝る前は赤ちゃんが安心して眠りにつけるように、十分なスキンシップを取ってみましょう。

5.昼間も生活リズムを崩さない

夜中に起きて泣く時間が長くなると、ママも赤ちゃんも寝不足になり、日中つい長めに昼寝をしてしまうこともありますよね。

しかし、必要以上に長い昼寝は生活リズムを崩し、夜に眠れなくなる原因となってしまいます。

夜間断乳の間も、起床、お昼寝、就寝の時間はできるだけいつもと同じになるようにしましょう。

疲れを取るために少し長く寝て体を休めたい時は、午前中または午後の早い時間のお昼寝がおすすめ。

夕方以降はだらだらと眠らないように気をつけたいですね。

6.ママはおっぱいのケアをしっかりと

夜間断乳をすると授乳の回数や量も減るため、おっぱいが張ったり、乳腺炎になりかけたりするママもいるようです。

おっぱいが張って熱を持ったり、痛みを感じたりする時は、圧を抜く程度に搾乳したり、冷やしたりして、おっぱいトラブルを予防しましょう。

夜間断乳のやり方が満載の体験談

いろいろ調べてみても、やはり実際に夜間断乳をしてみなければわからないこともたくさんあります。そこで、断乳に踏み切ったママの体験談をいくつかご紹介しましょう。

以下の3つの体験談は通常の断乳時のものですが、夜間の赤ちゃんの様子やママと家族の対応の仕方など、かなり参考になると思います。

そして、次の3つは私が実際に夜間断乳をした時の体験をまとめたものです。3日間の夜間断乳で、赤ちゃんの夜泣きや寝ぐずりがどう変化したのかをお読みください。

夜間断乳に失敗……夜泣きが悪化したらこうしよう

もしも失敗してしまったら、赤ちゃんは今よりもっと夜泣きをするようになるのでは……と考えて、なかなか夜間断乳を実行できないママも多いかもしれません。

夜間断乳が上手くいかなかった場合、赤ちゃんはどんな様子を見せるのでしょうか。そして、再び断乳するにはどのように軌道修正すればよいのでしょうか。

断乳に失敗してしまったママが、再びトライして成功するまでの体験談もぜひご参考にしてください。

また、夜間断乳をしたことでよく寝るようになる赤ちゃんがいる一方で、反対に夜泣きがひどくなってしまったという赤ちゃんもいます。赤ちゃんの個性によって、夜間断乳の成果がどう出るかは違ってくるでしょう。

これだけは、やはり実際に断乳してみなければわからない部分ではありますが、ひどくなった夜泣きが果たして断乳のせいなのか、それとも他に原因があるのか、それを見極めるヒントとして次の記事もご一読ください。

まとめ

夜間断乳を始めると、授乳要求で泣く赤ちゃんがほとんど。

いつも飲みながら寝ていたおっぱいやミルクがなくなって、赤ちゃんも「何で?どうして?」と不安になっています。最初は、授乳以外何をしても泣き止まないことが多いです。

他の家族や近所に迷惑がかかってしまうことを怖れたり、赤ちゃんが泣いている姿を見ているのが辛くなったりして、断念しようかという気持ちにもなると思います。

そんな時は、無理をせず「この子にはまだ少し早かったのだ」と中断するのもありです。

しかし、中断したら次回の夜間断乳へのチャレンジは、最低でも1ヶ月くらい空けるようにしてくださいね。

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