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断乳を失敗しないために事前に知っておきたい「泣かれた時の対応」

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断乳を開始すると、赤ちゃんは今までの夜泣き以上に激しく泣くでしょう。

しかし、もう泣いても授乳はできません。
では、その時ママはどうすればいいのでしょう?

断乳する前に、赤ちゃんが泣いた時にどう対応すればいいのかを考えてみましょう。

泣かれたらどうするのが一番いいの?

私が断乳で泣かれた時に気をつけていたのは、抱っこはしても決して部屋は明るくしない、ということ。

普通の夜泣き対策や寝かしつけの方法としては、泣いている赤ちゃんを抱っこするのはあまりよくないのですが、断乳といういつもとは違った環境におかれて息子も不安だと思ったため、抱っこでゆらゆらしたり、歩きまわったりしていました。

ただし、部屋の明かりは絶対につけませんでした。

部屋を明るくしてしまったり、泣いているからとDVDなどを見せたりしてしまうと、赤ちゃんの脳はその刺激で昼間だと勘違いしてしまい、ますます夜泣きがひどくなることがあるからです。

赤ちゃんに「夜は暗くして眠るもの」ということをしっかり覚えてもらうためにも、部屋の電気はつけないことをオススメします。

赤ちゃん用の水やお茶を入れたマグ、タオル、おくるみ、静かな音楽をかけたい場合は音楽プレーヤーなど、泣かれた時に使えそうなものは、寝る前にひと通り手元に用意しておくようにしましょう。

ママの迷いは赤ちゃんにも伝わります

断乳は、ママと赤ちゃんの根比べのようなもの。

赤ちゃんも賢いですから、ママが「あんなに泣いてかわいそう…ちょっとだけならお乳をあげようかな?」なんて迷っていると、それを見抜いてしまいます。

  • 「泣いたらママはお乳をくれるかもしれない」
  • 「もう少し泣いてみようかな?」
  • 「叫んで暴れたらどうだろう?」

など、赤ちゃんもいろいろと考えているのです。

ママが迷っている様子を見てダメ押しにますます激しく泣く、なんていうこともあるんですよ。

ママが負けてはいけない

大切なのは、一度断乳をスタートさせたら絶対に後戻りはしない、ということ。

赤ちゃんが大泣きしていると、周りの人からは「もう少しあげたら?」「そんなに泣かせてかわいそう」と言われることもあるでしょう。でも、そこで迷ってはいけません。

ママだけでなく、赤ちゃんも断乳という壁を乗り越えようと頑張っています。しっかり覚悟を持って断乳を成功させましょう。

断乳もしつけ

「断乳は、赤ちゃんにとって最初に覚える我慢だ」という人もいます。

赤ちゃんが成長すると何度も我慢を経験することになりますが、本能的な欲求を我慢する断乳を経験した赤ちゃんは、我慢強い子になりやすい、と考えられるそうです。

そこを「ちょっとくらい…」とか「かわいそうだから」といってうやむやにしてしまうのは、躾の観点からいってもあまりいいことではありませんよね。

寝かしつけも躾のひとつ。

赤ちゃんが上手に眠ることができるように断乳するのであれば、ママが迷ったりせずに強い気持ちを持って臨むことが大切です。

断乳を乗り越えると赤ちゃんはグッと成長しますから、ママもくじけずに頑張りましょう。

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